MTM ~アップライト~
2010/01/14 8:24
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抜歯の後、長年放置してしまうと隣の歯が倒れたり、かみ合わせの歯が出てきたりしてかみ合わせのバランスが崩れてしまいます。
そうなってしまった場所に補綴処置をしようと思うと様々な代償を余儀なくされます。
昨年6月初診の患者さんです。右側が噛みにくいとのことで来院されました。
お話によると10年以上前に右下6番を抜歯して、そのままになってしまったそうです。
歯周病の問題もありましたので、まず歯周基本治療を行い、右下8番を抜歯後、7番をアップライト(整直)させて補綴処置を行う治療計画をたてました。
装置を付けた直後のレントゲン写真です。
最初のうちはなかなか思うように動かず苦労しました。
約2カ月後のレントゲン写真です。
だいぶ歯の向きが変わったのがわかります。
初診時の写真と比べるとだいぶ良くなりました。
欠損補綴はブリッジを選択されました。
歯が傾斜したままでは補綴が不可能でしたが、アップライトさせてブリッジを装着したことにより少しでも咀嚼能率が上がったのではないでしょうか?
これからメインテナンスで歯周病や2次カリエスを予防していきたいと思います。
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投稿者 : miyashita
布山先生、コメントありがとうございます。
先生の治療に比べたらとてもとても・・・
今年もまた色々とご指導よろしくお願いいたします。
先生の治療に比べたらとてもとても・・・
今年もまた色々とご指導よろしくお願いいたします。
投稿者
miyashita
: 2010/01/15 7:49:33 JST
返信
コメント追加
犬歯が反対なので6の遠心咬頭が干渉して苦労したのだと思います。咬合平面揃えるためにも上の6の咬合調整しっかりやればもっとすんなり動いたのではないでしょうか?
勝手な想像でコメントさせていただきました。