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ソケットプリザベーション ~抜歯したあとに~

2008/09/02 7:40 | 印刷

不幸にも歯が抜歯となった場合、そのまま放置すると歯槽骨(顎の骨)は吸収されて縮んでしまいます。

将来その部位へインプラントを植立する場合、歯槽骨の幅や高さが足りないと処置が複雑になることが予想されます。

そこで抜歯した後の穴に人工骨を入れ、コラーゲンのスポンジで蓋をするのが“ソケットプリザベーション”で、歯槽骨の吸収を極力抑え、歯槽骨を保存、保護する目的で行われます。

インプラントに限らず、ブリッジのポンティック(人工の歯)の場合や、部分義歯にする場合でも歯槽骨は在るに越したことはありません。清掃性や審美性、義歯の安定性など、吸収した歯槽骨より良いことが多々あります。

すぐにインプラントはできなくても、将来のために歯を失ったあとの歯槽骨の保存、保護に努めましょう。




ソケットプリザベーションテクニックは保険適応外です。




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