歯ブラシの寿命って…
皆さん、こんにちは
歯科衛生士の杉元美樹です
宮下歯科医院では、歯周病の治療に力を入れている事から、正しい歯磨きの仕方を患者様にアドバイスさせていただいています
歯科衛生士教育の「歯科口腔衛生学」という教科書には何種類ものブラッシング方法が記載され、座学や実習を通して全てを叩き込まれます。
でも、教科書どおりにはいかないのが生身の人間相手の私たちの職業…
成人の永久歯は28本、親知らずを入れて32本、先天的後天的な理由によりそれより少ない本数の方もいらっしゃいますし、歯並びも個性的です。
ゆえに、口腔内を観察し、一般的なブラッシング方法に加え、普段の方法を拝見しながら、磨きやすい方法を判断してお話させていただいています。
毎日の歯磨きの回数は生活状況によって変わってきますが、1日朝昼晩の食後3回行うとして、28ないし32本の歯を磨くのには毎回相当な時間と根気が必要と思います。それを1本の歯ブラシがどのくらい耐えられるでしょうか…
歯ブラシにも、それぞれコンセプトがあります。
1週間交換型、1ヶ月交換などがありますが、各個人によって1年ほど同じ歯ブラシを使うこともあったりして、本当にさまざまです。
しかし、それよりも歯ブラシをよくみていただくことが一番だと私は思います。
歯ブラシの毛先が開いてきたり、歯ブラシに汚れが挟まって磨きにくくなってきたと思ってきたところが、新しいものとの交換時期かと思います。
歯磨きをして、磨き残しがありそうなざらつき感があったり、いつもと同じ磨き方でも、歯肉に傷がつくような痛みがあった時は迷わず新しい物と交換されると見違えるほどよく磨けるようになります。
そうは言っても、我が家の子供たち…
歯ブラシをかむのが歯磨きと思っているふしがあり、新しい物を出したそばから咬んで毛先が広がっています。
毎日新しいものと変えるのも、悲しくなります(>.<)
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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