ブログ

う蝕(むし歯) 

2008/02/29 7:56

う蝕(むし歯)というのは痛くないということをご存知でしょうか?

う蝕(むし歯)がある程度進行すると歯髄(歯の神経)に様々な刺激が伝わり、痛みを感じるようになります。その状況は既にむし歯ではなく歯髄炎といわれる歯の神経の症状です。

初期のうちは冷たいものや甘いものがしみることが多いようです。この段階ならまだ早期治療によって神経を保存して歯の健康を取り戻すことができます。

そのうちにしみている時間が長くなったり、熱いものまでしみるようになってきます。かなり進行している状態ですが、神経を取らずに保存できる可能性も少しあります。

さらには噛むと痛い、何もしなくてもズキンズキンと痛いようになるともう虫歯の治療だけでは痛みが取れなくなってしまい、ほとんどが神経を取る治療(抜髄)なってしまいます。

抜髄についてはまた後日書きたいと思います。

どんな病気もそうですが、早期発見早期治療が重要です。
半年に一度は歯医者さんで定期健診を受けるようにしましょう。



今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログを通して様々な方との出会いを大切にするため、ブログランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。



にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ


  

3月の休診日のお知らせ 

2008/02/27 18:57

寒さのピークも過ぎ、日に日に春の足音が近づいているような気がしますね。
みなさんは風邪などひいていらっしゃいませんか?

私は不覚にもこの二日三日かぜっぽくて、みなさんにご迷惑をおかけしています。
明日は休診日なので、しっかりと体調を整えたいと思っています。

宮下歯科医院の3月の休診日のお知らせです。
通常通り日曜、祝祭日(20日)と木曜(6日、13日、27日)が休診日となりますのでよろしくお願いいたします。

季節柄、転勤や引越しなどございましたらお早めにご連絡くださるようお願いいたします。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログを通して様々な方との出会いを大切にするため、ブログランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。



にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ


  

平成19年度 中信地区医業経営講習会

2008/02/25 8:22

一週間ぶりの更新となってしまいました。
先日の土曜日、中信地区医業経営講習会が松本市の歯科医師会館で行われました。

今年はファイナンシャルプランナーの高橋知孝先生をお迎えし、“プロが教える、今まで誰も教えてくれなかった保険のホント”と題して2時間講演をしていただきました。

終身保険、医療保険(ガン保険)、収入保障保険の考え方などをわかりやすく説明していただきました。

今まであまり興味がなかったのですが、保険の入り方や活用の仕方など自分にも当てはまるようなことが多々あり考えさせられました。

先生のおっしゃるには、自分で保険の仕組み等を理解するのではなく、良い保険屋さんとお付き合いすることが重要だということです。

高橋先生、何か機会があればまたよろしくお願いいたします。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログを通して様々な方との出会いを大切にするため、ブログランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。



にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ


  

ブラキシズム その2

2008/02/18 12:06

前回の続きです。
歯軋りや噛みしめといった習癖は自覚されている方も中にはいらっしゃいますが、ほとんどの方は指摘されるまで自覚していないことがほとんどです。

もちろん私たちも100%指摘することは無理ですが、口の中の状態を見るとおおよその予想がつきます。

みなさんもお口の中を確認してみてください。

・歯の先端が磨り減っていませんか?
・下の歯の裏側に骨のふくらみがありませんか?
・奥歯のほっぺに白い筋がありませんか?
・べろを出して、横にぎざぎざの痕がついていませんか?
・朝起きて、顎が疲れたりだるかったりしていませんか?
・何か集中して仕事をしているとき、噛みしめていませんか?

何か心当たりがある場合は歯医者さんで相談してみましょう。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログを通して様々な方との出会いを大切にするため、ブログランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。



にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ


  

ブラキシズム その1

2008/02/15 8:12

歯軋り、噛みしめなど、歯に有害な癖を“ブラキシズム”といいます。

一言に歯軋りといっても他人から指摘されるような音を発するものから音のしない歯軋りまで人それぞれです。ブラキシズムは現代社会の様々なストレスを開放する生理現象とする説もあり一概に否定はできないのですが、歯にとっては有益なものではありません。

先日もおそらくブラキサー(ブラキシズムのある人)であろう患者さんが“歯が痛い”という主訴でお見えになり、診査の結果見事に歯が破折していました。その方の場合は、珍しく歯の神経を取っていない生活歯での破折でした。

破折が歯根にまで及ぶとほとんどの場合抜歯となります。人間の咬合力は非常に強く、自分の歯や補綴物を壊してしまうことは珍しくありません。

対処法として“ナイトガード”の装着があげられます。ナイトガードは歯に個人の歯に合わせて作り、夜寝るときに歯軋り防止として装着します。

歯軋り、噛みしめの自覚のある方は一度歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか?



今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログを通して様々な方との出会いを大切にするため、ブログランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。



にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ


キャラクタライズ

2008/02/12 7:43

歯の色というのはとても複雑です。透明感の強い歯もあれば縞模様の歯もあり、前歯を修復するときはかなり気を使います。(前歯だけではありませんが・・・)

それでもなるべく自然に仕上げたいという要求をされる患者さんには特別に技工士さんに診療室に来ていただいて色を直接合わせていただいています。



ある患者さんの初診時の写真です。右上1,2番(向かって左側)にメタルボンドが入っています。メタルボンド自体はきれいに仕上がっていますが、いかんせんもともとの歯の色が複雑なためその2本が浮いた状態になっています。






宮下歯科医院で作製しなおした状態です。微妙な差こそあれ、初診時より周りの歯に調和しているのがお解りいただけるかと思います。

おそらくご本人もぱっと見ただけではどれがメタルボンドかわからないと思います。

その人の歯の色に合わせてキャラクタライズできるのもセラミックスの利点です。


技工は平沼歯科研究所の平沼光治氏によるものです。




NAGANOランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。


  

ハイブリッドインレー

2008/02/09 7:47

奥歯の歯と歯の間にむし歯ができると、歯を削って型取りをして、銀歯を入れるのが一般的な保険治療です。

銀歯(金銀パラジウム合金)については以前のブログでもとりあげました。

特に見える部分は金属色を嫌がる方も数多くいらっしゃいます。そういった方にはハイブリッドインレーをお勧めしています。


左上4番と5番がハイブリッドインレー(MOD)です。


横から見ても金属色は全くありません。


4番を形成した模型です。こんな感じで歯を削り、型取りします。

ハイブリッドインレーは保険適応外診療です。


NAGANOランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。


  

スケーリング・ルートプレーニング

2008/02/08 8:01

歯周病の予防、治療でプラークコントロールが重要であることは前回お話しました。

プラークが上手く除去できない状態が続くと石灰化して硬くなり、歯石となってしまいます。

歯石になるともう歯ブラシでは取り除くことができません。歯医者さんで歯石を取ってもらわないと歯周病が悪化してしまいます。

さらに歯石は歯の表面のみならず、歯肉の中にもぐりこんで強固に付着します。これを縁下歯石といい、実際には黒く見えます。

この縁下歯石を除去して歯の面をつるつるにして歯と歯肉を再度くっつきやすいようにするのがルートプレーニングです。このときに使用するのが手用スケーラーで、切れ味が良くないと時間ばかりかかってしまい、歯石の取り残しも増えてしまいます。そのために日々スケーラーを切れるようにシャープニングが必要なのです。

患者さんも大変でしょうが、私たちもこの強固な歯石を取るのには一苦労です。

半年に一度は歯医者さんで定期健診を受け、歯石やプラークを徹底的に除去して歯周病の予防をしましょう。



NAGANOランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。


  

プラークコントロール

2008/02/06 8:37

むし歯や歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)の中に無数に存在するむし歯菌、歯周病菌による感染です。

むし歯菌や歯周病菌はほとんど全ての方の口腔内に存在しますが、それが一箇所に集まってえさを食べて繁殖するとプラークを形成します。

むし歯菌や歯周病菌をゼロにすることは不可能ですが、繁殖した最近の塊であるプラークを取り除く(プラークコントロール)ことは可能です。

プラークは歯ブラシによるブラッシングで除去することができます。毎食後、特に就寝前は丁寧にブラッシングをしましょう。寝ている間は口の動きや唾液の分泌量が減り、口の中が不潔になりやすいのです。

おそらく一日歯を磨かない方はいないと思います。ただ私たちの目から見ると、大事なところがうまく磨けていないことが大半です。毎日のことなので大変でしょうが、一度歯科医院でブラッシング指導を受けて、効率良くプラークコントロールをしましょう。




NAGANOランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。


  

大雪でしたね

2008/02/04 7:59

数年ぶりではないでしょうか?久しぶりに雪らしい雪が降りましたね。

おかげさまでしっかり腰にきてしまいました。

気温も上がらず道路も凍っているようです。

ご予約の患者さんは時間に余裕をお持ちになって、焦らずに事故等気をつけてお越しください。




NAGANOランキングに参加しています。よろしければクリックしてください。


  

プロフィール
長野県塩尻市広丘吉田の歯医者、 宮下歯科医院のスタッフブログです。
歯科の知識や医院のこと、日常の出来事を綴っていきたいと思います。

歯科衛生士さん募集中
詳しくはこちら





にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ

歯ブログ























病院・医院検索のマイクリニック
カレンダー
2008 2月
      1  2 
 3  4  5  6  7  8  9 
 10  11  12  13  14  15  16 
 17  18  19  20  21  22  23 
 24  25  26  27  28  29  
1月  |  Today  |  3月
ブログ内検索
 
最近のコメント
最近のトラックバック
RSS | Atom