2008/01/30 15:36
歯にプラーク(歯垢)が付着した状態が続くと、やがて石灰化が進み歯石となります。歯石になってしまうと歯ブラシでは落とすことができなくなります。
さらにその状態が放置されると歯石は歯肉の中にもぐりこみ(縁下歯石)、歯周ポケットが形成されます。
そして歯を支えている骨(歯槽骨)が吸収し、歯が動揺しだします。
横に倒れているのは智歯(親知らず)です。智歯と手前の歯の下にある黒い三角形の部分の歯槽骨が吸収しています。
歯を抜いてみると黒い歯石がびっしりと付着しています。
もっと早くに智歯を抜歯し、歯周病の治療をしていればこうはならなかったと思います。
歯石は自分で取ることはできません。
半年に一度は歯医者さんで定期健診を受け、歯周病の早期発見、早期治療に努めましょう。