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口の中の金属 | Home | さし歯の話 その2

さし歯の話 その1

2008/01/11 8:16 | 印刷

むし歯で歯の神経を取ったあと、俗に言う“さし歯”にすることがあります。

読んで字のごとく、歯の根っこの部分に金属の支柱を挿して歯の土台を作り、そこに被せるのでさし歯といわれてきました。(昔はこの土台と被せ物を一体化して作っていました)

このさし歯で最も重大なトラブルは歯根破折です。神経を取った歯は木でいえば枯れ木になっていますから、ひびが入ったり割れてしまったりしやすいのです。そうなるとほとんどの場合抜歯の適応となってしまいます。

近年の研究で、歯より硬い金属を土台に使うと歯根破折を起こしやすいことがわかってきました。そこでこの歯根破折をできるだけ防ぐために開発された土台が“ファイバーポスト”です。

ファイバーポストについてはまた次回お話します。


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