【スギ花粉2月下旬に飛散開始見込み】花粉温度計によるスギ花粉飛散開始見込… 【ぜん息克服への道】小児、成人を問わずダニのアレルギー鼻炎がある人は、喘… 【スキンケアの達人】
【スギ花粉2月下旬に飛散開始見込み】
◆花粉温度計によるスギ花粉飛散開始見込みは、松本地域では2月17日までに300度を超えるため、18日からの強い寒波が抜けた直後に飛散開始となるでしょう。
◆今年のスギ・ヒノキ花粉総飛散量は、日本気象協会によれば平年よりやや多いとされてます。
◆外出時の注意
1)外出は自動車で。車窓を閉め、エアコンは内気循環に。
2)外出の必需品は帽子、不織布マスク、花粉対策メガネ:子ども用は緩衝材が付いた製品に。
3)衣類の素材は、静電気が発生しやすいフリース等を避ける。
◆家屋と花粉
4)寝具や洗濯物は、3月4月は室内干しを厳守。建物の窓はほぼ閉めたままとし、フィルター付きの給気口と換気扇の組み合わせで換気します。外に出ていた人・物は全て、玄関外で花粉をそっと落としてきましょう。帰宅したら手と顔を洗い、着替えを。
5)室内にたまった花粉は、床ワイパー等で拭き取る。空気清浄機も有効です。
◆最適な治療は?
6)初期療法;2月下旬の飛散開始日頃には抗アレルギー剤等の服薬を開始しましょう。医療機関が混雑して受診が出来ない場合は、薬局で同等の抗アレルギー薬を購入してつなぎとしてください。症状悪化時の対応は受診時に個別にご相談ください。
7)根本治療;舌下免疫療法は、5歳以上のスギ花粉症の人が保険診療で行えます。スギ花粉飛散終了後の5月末以降に治療開始が可能で、4~5年は自宅での服薬を毎日続けます。
◆花粉飛散の最新情報は、みのしまクリニック発花粉症情報【リンク先】で最新の情報をご確認ください。
【ぜん息克服への道】
◆小児、成人を問わずダニのアレルギー鼻炎がある人は、喘息の状態を改善したり、長期管理薬を減量や終了する上で、ダニの舌下免疫療法は非常に有効です。壮年期以降の呼吸機能の低下を軽減する効果も期待できます。
◆ぜん息が比較的重い場合、スギ花粉期間中にぜん息が悪化るする場合があります。スギ花粉にアレルギーがある場合は、なるべく花粉を吸い込まないよう防護を行いましょう。
【スキンケアの達人】
◆乾燥した気候が続いています。入浴直後に、皮膚水分量を増やす保湿剤(ヒューメクタント)を続けましょう。肌を覆うだけ(オクルーシブ)のワセリン単独では皮膚水分量は増えないことが判明しています。
◆3月は紫外線が急に強まる時期です。長時間の外出の際は日焼け止めの使用を推奨します。
◆花粉症で目をこすっているうちに、まぶたに皮膚炎がおきることがあります(花粉皮膚炎)。また花粉症用などの点眼薬の成分にかぶれて、まぶたに接触皮膚炎がおきることがあります(目薬
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