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【スギ花粉症】今春の花粉飛散について、長野県は・・・
【スキンケアの達人】盆地の冬の朝は氷点下に冷え込む一方・・・
【ぜん息克服への道】急いで雪かきをして息切れたり、寒い朝に・・・

【スギ花粉症】
◆今春の花粉飛散について、長野県は平年よりやや多いという予測が日本気象協会から出されています。当方が松本、大町、辰野地域で行った観察では、雄花が多数付いているスギが一定数以上見られました。当方も平年よりやや多いと考えています。
◆日本気象協会は、松本の飛散開始が2月下旬からとしています。しかし本年は年初から最高気温が高い日が多く、松本市沢村のアメダス観測地点で、1月前半の最高気温の積算値が115度と異例の高値を示しています。過去の実績から、積算値が300~350になると、飛散開始となる場合が多いので、今年は2月半ばまでに飛散開始となる可能性があります。
◆今年は初期療法の服薬を2月中旬または花粉症の症状が少しでも出た日から開始するようお勧めします。飛散開始時期は、今後の気温の推移でかわりますので、 みのしまクリニック発花粉症情報【リンク先】で最新情報をご確認ください。

【スキンケアの達人】
◆盆地の冬の朝は氷点下に冷え込む一方、日中の気温が高い日が度々あるので、気象予報や日差しの状態をみて、衣類の調節をうまく行うようにしましょう。
◆冬は紫外線をあまり気にしなくてよいとされています。お子さんの外出時の肌荒れ対策として、顔にワセリンを塗るなどコーティング効果のあるものを推奨します。
◆入浴後の保湿剤の効き目や使用量が不足している場合には、乾燥によるかゆみが出ることがあります。市販品で効果不足の場合には、医師が処方する保湿剤のうちクリームタイプのものを多めに使用するとよいでしょう。

【ぜん息克服への道】
◆急いで雪かきをして息切れたり、寒い朝に乾いた冷気を吸い込んで咳が出たり、気管支が縮んだりするのを感じることがあるかも知れません。そのような場合、毎日使用している長期管理薬が不足している場合が多いので、予定より早めに受診して薬剤を調整するとよいでしょう。
◆ぜん息の病状安定に最も有効な薬剤は、吸入ステロイド薬です。長期的な肺機能の低下を防ぎ、喘息死を避けるのに有効です。しかし、喘息を根本的に治す効果は乏しいため、中止すると再燃していまいます。
◆ぜん息の根本的な治療効果を期待できるものとしては、舌下免疫療法などアレルゲン免疫療法があります。

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