四半世紀にわたりぜん息診療に取り組んできた医師、問診と吸入指導技術に熟達したスタッフ、呼吸機能検査装置、デジタル画像診断システムが揃っています。
地域の花粉を毎日調べています。花粉症の正確な診断には、今どんな花粉が飛んでいるかを実際に見ている専門家の目と経験が必要です。
食物アレルギーが世の中に認知されていなかった時代からの長い経験を土台に、最新の医学知見に基づく科学的で偏らない診療を心がけています。
季節に合わせたスキンケアと個々人の病状に合わせた塗り薬で必ず改善します。
それぞれの改善しにくい理由を見つけ出し「皮膚の病気」としてのアトピー性皮膚炎を着実に治していくことです。
からだの外から体内に何か入っておきる蕁麻疹は全体の数%に過ぎません。
一方、慢性じんましんの人ではかなりの頻度で自己抗体が見られています。
医師がどんな飲み薬を選ぶのかがもっとも大事です。
みのしまクリニック
院長 蓑島宗夫
開業するまで病院小児科に勤務しておりましたが、「小児科」という看板と病院内の内科の存在が、乳児期から青年期さらに成人期まで一貫した喘息・アレルギー治療を行う上で妨げになっていました。開業してこの制約がなくなり、すべてのアレルギー疾患の全体像がいっそうよく見えるようになりました。
また、アレルギー性疾患は家族内で複数の方がかかっているのが普通であり、一人で複数のアレルギー疾患をお持ちの方も多いので、病気ごとにあちこちの医療機関にかからなくて済むことは、患者さんとそのご家族にとって大きなメリットになっていると思います。更に、多くの病院が休診である土曜日の午前・午後に診療を行うことは、学業・仕事をお持ちで喘息・アレルギーの治療を継続的に必要としている皆さんの負担軽減のために必要なことと考えています。
空気中のアレルゲンや汚染物質は人間の目には見えません。一年を通して花粉などの空中アレルゲンを顕微鏡を使い調べる作業は非常に時間と労力を要しますが、この地域のアレルゲンの実像は自分で苦労して調べた者だけが知ることができます。住宅や学校内の空気汚染の原因も、空気測定と建築に関する技能・専門知識を持ったものが実際に調べてはじめて真実が見えてきます。
以上のような考えをもって、スタッフと力を合わせながら松本安曇野地域でのアレルギー診療に四半世紀取り組んで参りましたが、その中で培われた知識と経験を、地域の皆さま、信州に暮らす皆さまのために役立てることが、当クリニックの使命と考えております。