8月最後の日曜日は、日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)のサマーセミナーに参加してきました。
このセミナーでは
1.多焦点眼内レンズを含む白内障手術、
2.フェイキックIOL(近視矯正用の眼内レンズ)、
3.LASIKなどの話題を中心に、
屈折矯正手術に関わる新しい話題を取り扱っています。
今回は、ブルーライトカット眼鏡が眼精疲労に有効などといったお話もありました。
本邦では多焦点眼内レンズ手術を選択される患者さんは、白内障手術患者さん全体の2.5%-3.0%と欧米の10分の1程度です。
(当院では、昨年度は8パーセント程度)
使用できる多焦点眼内レンズも欧米では多くの製品が開発され、使用可能となっています。
今回のセミナーのシンポジウムで紹介されたベルギー製のFine Visionという眼内レンズは、国内の認可を受けていないものですが、とても使用成績が良く、感銘を受けました。
Fine Vision PhysIOL®社 HPより