3月に卒業し、4月から晴れて希望の職種に就職を決めたNさんが、夕方、学校を尋ねてくれました。
「先生たちの顔が見たくて、来ました。」
そう笑顔で言って、入社して1週間の様子を話してくれました。
毎日大量の課題を課せられ、たくさんのレポートを仕上げて・・・ 睡眠時間は2~3時間。
辛くて辛くてこの1週間毎日泣いていました・・・と。
そして、こんなことも言ってくれました。
「学校で毎週行っていたプレゼンテーションの時間は、本当に今仕事の中で役立っています。後輩にはその大切さをぜひ分かってもらいたい。」と。
本校では、毎週1回、全学科合同の授業があります。
そこでは、学生のプレゼン力やコミュニケーション力を高めるために、数名の学生が順番に各自で調べてまとめた内容をプレゼンテーションする、という授業を行っています。
率先して挙手制で発表順を決めている、というところも積極性を身につけるために取り入れています。
卒業生がこんな風に、学校で学んだことの大切さを実感してくれている、ということは、私達教職員にとっても、とてもうれしいことでした。
「学生のときは、ある意味毎日が休日みたいでしたが、今日は本当の”花金”を実感しています。」
「でも明日の朝までにレポートを提出しなければいけないので、今日も眠れません・・・。」
と言いながらも、とても爽やかで充実した疲労感のある表情でした。
Nさん、泣きたくなったら、うれしいことがあったら、何となく足が向いたら・・・いつでも学校に顔を出してくださいね。
私達はいつまでも卒業生のみなさんのよりどころであり続けます。
また、頑張っている姿を見せにきてください。
今後のご活躍をずっと応援しています。
長野県松本市にある専門学校です。1948年創立の伝統校。新築校舎で最新のマシンとソフトを使って、明るく若い教師たちと共に多くの資格と実務能力を身につけましょう。