松本市　まちの歯医者さん　
やまと歯科診療所　院長　犬飼　健です

前回の長野県矯正研究会のことをお話しましたが
今回は会員発表と松本歯科大学　矯正学講座　山田一尋教授のご講演について書きたいと思います

今回の会員発表は三郷の布山先生の発表でした。
会員発表は発表した内容をそのときにお見えになった先生や会員によりいろんな議論をするものです。

布山先生は大学の先輩でもありやまと歯科診療所より近いこともありまして、やまと歯科診療所開院の際もいろいろとお世話になった自転車好きの先生です。

布山先生の発表はご自分の経験をもとに実にユニークかつ合理的な方法で、その症例ごとにすごく考え先生の人柄さえもうかがえる治療方法です。

私たち臨床家にとって一人として同じ症例はありません。皆さん顔が違うように歯の状態や口の中の環境は皆さん違います。
特に矯正はそのかみ合わせを変えることにより顔形まで変化することができます。
ですから矯正は時間がかかりますがその後の人生をも変えることのできるものではないかと思います。大げさかも知れませんが、歯並びにコンプレックスをもっているかたはたくさんいます。そのコンプレックスがなくなったと同時に表情や性格まで変化した方をたくさん見ていますが、そんな時本当に矯正してよかったですねと心からお疲れ様と言いたくなります。

さて、午後の講演は松本歯科大学　矯正学講座　山田一尋教授のお話でした。
私の出身の大学で現在も同門会でお世話になっています。
松本歯科大学矯正学同門会は犬飼歯科　セントラル・ビオス診療所　院長　犬飼啓元先生が同会の会長を務めていた事もあり犬飼歯科といたしましても長いことお世話になっています。
教授とはそんなお話をしながらご挨拶いたしました。

山田教授は新潟大学歯学部に在籍されていましたが、今年の５月より松本歯科大学に赴任され教壇に立たれています。温和で気さくな先生でとても話しやすい先生です。

教授は矯正学を通し顎関節の治療をされる先生でいろいろな装置を見させていただきましたが、大変勉強になりました。

最後に懇親会が行われました。