松本市　まちの歯医者さん　
やまと歯科診療所　院長　犬飼　健です

日曜日に本年度２回目の長野県矯正研究会が行われました

この勉強会は長野県下に開業または勤務される先生が中心になって立ち上げた研究会で
創設４９年になる全国的にも長い勉強会です

今から４９年前となりますとまだまだ矯正というものはほとんど知られていなかった頃で、矯正の勉強をしようと思ってもなかなかできないのが現状でした。
そんな中、父であります犬飼歯科　セントラルビオス診療所院長の犬飼啓元先生はじめ多くの矯正に興味を持った先生がたにより立ち上げられました

当時は歯に１本１本金属のバンドを巻いて矯正をしていた頃ですから
その頃の矯正は全部の歯が銀色に輝く本当に今では考えられない時代でした
そんな中、東京医科歯科大学教授でありました三浦先生の下勉強に励んでいたと聞きます

そんなギンギラギンの時代、現在のようなブラケットを歯に直接着ける接着剤とでも言いましょうか、そんな開発をしていた三浦教授は全米やヨーロッパはたまた南米までその接着剤の発表に行かれたそうです
その時の鞄持ちとして長野県矯正研究会の先生方が世界中に飛び廻っていたようです。
もちろん犬飼歯科　院長も各国に行きました
数週間休診にして行ってましたのでその頃は大変だったと今でも母がぼやきます。

画期的な接着剤で現在の矯正治療において欠かす事のできないものとなっています

しかし帰ってくるとみんなで見る８ミリは各国で楽しく遊んでいるようなものばかりで、聞くところによると三浦教授にまで撮影をしてもらっていたのではとの事。
信じられない限りです

そんな矯正研究会は来年５０周年を向かえ来年には何か記念講演をする予定となっているようです

本日の講演はまた後ほど