[院長日誌]
こんにちは、院長の望月です。
9月15・16日に大阪で行われた第48回日本口腔インプラント学術大会に参加してきました。
今大会の内容から感じたことは、インプラントの治療技術もだいぶ安定してきており、
様々な症例に対応できるようになってきたと思いました。
それにより、今までの技術革新の変遷途中でインプラントを埋入された方の経過から、
長期に安定して健康を維持するためにインプラント治療に何が必要なのかを検証できるようになりました。
その中でもインプラントを埋入するに際しては、その周辺に充分な骨と歯肉の再生が必要で、
埋入位置もシミュレーションからピンポイントではなくてはならないことを改めて学びました。
当クリニックでも歯槽骨、歯肉を再生(GBR.CTG.FGGなど)し、
シミュレーションを具現化するために
サージカルガイドによるインプラント埋入を行っていますが、非常に高度な技術が必要とされます。
インプラントを自分の体の一部として機能的にも審美的にも
長期に渡って良好に維持するための処置は決して簡単なものではありません。
そのためインプラント周囲の環境は今までの経過からわかるように十分な再建をし、
継続的なメンテナンスを必ず受けていただきたいと思います。