こんにちは、歯科衛生士の丸山です。
日中、外出すると春を通り越して夏のような暑さに驚いています(°▽°)
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
4月21日・22日に
日本顕微鏡歯科学会 学術大会・総会が大阪で開催され、
院長、小林先生、金井さんと参加してきました。
「Seeing is believing-百聞不如一見」これが今回の学会テーマでした。
皆さんもよくご存知のことわざだと思います。
私が定期検診や、歯周病の治療等行っていて何かを伝えたい時、
マイクロスコープを使用するとしないとでは患者さんの反応が違うことを実感しています。
まさにこのことわざ通りだと思います。
例えば、「ここに虫歯があります。治療しなければいけません。歯を削ります。」と言われても実際のところ
「痛くないけど本当に虫歯はあるのだろうか…削るのは嫌だな…」など
疑問に思ったことはありませんでしょうか。
私も実際皆さんにご説明していて、
これで理解していただけただろうか…納得していただけただろうか…と
不安になってしまうことが実はあります。
お口の中の情報をお伝えする時に、お口の中のカラー写真や、
お口の中を鏡で見ていただくことがあります。
しかしそれでは分かりにくい時など、
十分にお伝えすることが難しい時があります。
そういった時マイクロスコープを活用すると一目瞭然です。
マイクロスコープは最大で約20倍まで拡大することが可能です。
小さな虫歯、歯石も見逃しません。
どんなに視力良い方でもお口の中を細部まで見るには限界があります。
さらに奥歯なんて言ったらもっと難しいです。
それは私たちの施術でも同様のことが言えます。
マイクロスコープを活用することにより、
皆さんが見えないところを目で見て確認していただけます。
見えないところを拡大して見ることにより新たな発見にもなります。
拡大した歯に穴があいてる、変色している状態で
「ここに虫歯があります。」と言われたら、
「痛くないけどこれは治療しないとならないな」と思っていただけるのではないでしょうか。
まさしくマイクロスコープの活用は、
「Seeing is believing-百聞不如一見」なのです。
マイクロスコープは患者さんと私たちを繋ぐ
コミュニケーションツールにとても良いものだと感じています。
学会に参加したことにより、もっと活用していきたいと思いました。
また活用するには技量も必要となってきますので、
日々研鑽に励んでいきたいと思います!
学会終了後は、大阪ということで串カツ、
お好み焼きを堪能しとても充実した2日間となりました(*^o^*)