こんにちは、歯科衛生士の丸山です。
梅雨明けが発表され、いよいよ夏本番ですね!
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日、超音波スケーリング検定初級に続き、中級試験を受講し、合格いたしました。
中級試験では、初級試験の時のテキストのみではなく、DVDを見て歯周治療(主にSRP=歯茎の中の歯石取り)のポイントや、スケーリング時のポジション(患者さんとの位置関係)などについて学びます。
歯周治療は現在、今までとは概念が変わってきています。
歯周治療に対し正しい知識を持って行わなければ、治療をして回復を目指すはずがオーバートリートメント(治療のやりすぎ)に繋がり、
最悪現状より予後が悪くなってしまうということにも繋がりかねません。
また歯根(歯の根っこ)の形態は、部位によって異なり、複雑な形態の歯根に対してどのようにアプローチするかがSRP時はとても重要になってきます。
さらにスケーリングやSRP時のポジショニングは、私たち術者の視野確保や、それによる患者さんの負担軽減に繋がります。
つまり、見えにくい場所で必死で見ようとして行うと、無駄に力が入ってしまい、患者さんへは痛みや不快感へと繋がってしまうということです。
いかに正しいポジションで行うかによって、術者のみならず患者さんへの影響も変わってきます。歯石取りが痛いという声をよく耳にしますが、痛くない、不快感の少ない歯石取りを行なっていけるよう、初級、中級試験で学んだことを生かしていきたいと思っています。
また今後は、上級試験を受講予定です。
上級試験では実習になります。
今まで学んだことを実際に行い、さらにスキルアップできるよう努めていきたいと思います。
厳しい暑さが続きますので、体調を崩さないように室温の温度調節や、こまめな水分補給などをしてお過ごしくださいね(*^_^*)