[院長日誌]
院長の望月です。
7月30、31日東京にてSJCDマイクロベニアコースを受講してきました。講師の大河雅之先生はセラミック治療に関して世界的に著名な先生で学会や歯科雑誌で今まで多くの素晴らしい症例をたくさん拝見しており、今回直接レクチャーを受ける機会を得られて本当に楽しみにしていました。
現在の歯科治療において天然歯のエナメル質に類似したセラミック材料と接着技術の進歩により欠損部位に対して生体模倣学(バイオミメティック・アプローチ)を用いて修復していく事が理想的な方法です。
ラミネートベニアは今まで前歯部に用いられるものでしたが臼歯部においても適応できるようになりました。
これにより必要以上に歯を切削する必要がなくなり、天然の硬組織を最大限保存できます。今後は当クリニックでもこの方法を積極的に取り入れ、歯の寿命をさらに伸ばせるようにしていきたいと思います。
2日間のコースは内容がとても濃く休憩時間もほとんど取れませんでしたが、得るものがたくさんあり期待通りの内容でした。
大河先生・コーススタッフの皆様、本当にありがとうございました。