院長の望月です。今回は10月20日に東京で行われた歯内療法のセミナーに参加してきました。講師の先生は、歯内療法のスペシャリストの寺内吉継先生です。
歯内療法とは、主に歯の内部にある根管の治療の事を指します。虫歯が進行した結果、神経を取らなくてはいけなくなったり、一度治療した歯が再び感染を起こし、根の治療をやりなおしたりする事です。この治療を受けられた方は大変多いと思います。この治療はとてもハイレベルな技術を要求されるものでありますが、現在日本で行われている処置内容は世界的にもアジア圏内でもかなり遅れている内容です。ほとんどが虫歯→抜髄(神経をとる治療)→感根治(治療した所が再び感染)→抜歯の流れで歯を失います。こうならない様にするためには、虫歯にならない事は当然ですが、神経の治療を最初に行う段階で感根治に移行しない様しっかり治しておく事が大切です。
今回、この治療がとても高い成功率で行われているアメリカ式の歯内療法を学んできました。アメリカには歯内療法を専門に行うクリニックが多くありますが、日本ではまだとても少なく寺内先生はその1人です。治療のkeywordはマイクロスコープ・CT・ニッケルチタン・垂直加圧根充などです。当院でも長持ちする歯を提供するために、ご希望の方に自由診療
にて行っております。
根の治療でお困りの方はお気軽にご相談してください。