12月4、5日に東京の野口記念会館にえ第13回Dentistry,Quo Vadis?「信頼される歯科医療とは-安心できるインプラント治療をめざして-」というシンポジウムに参加してきました。このシンポジウムは2002年より行われており、一般臨床医と基礎研究者が一つのテーマをいろいろな角度から議論することにより、最終的に一つのコンセンサツを得ることを目的に行われている珍しい学会です。今回は、インプラント治療について「Osseointegration 骨結合」のメカニズムを中心に議論されました。
私の大学の先輩である松本歯科大学口腔生化学教授の宇田川信之先生も「ヒト骨髄・歯髄細胞由来細胞の骨再生への応用に関する問題点」についてすばらしい発表をされました。
この学会に参加して、経験を基盤にした歯科医学から生物学的メカニズムを基盤とした歯科医学へシフトしていくことの重要性を学ぶことができました。