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posted:2009/01/24
松本市内に建設中のコマツ住研、第1号Q1住宅は無事上棟が終わり断熱パネルも入りました。
一般的な(といっても皆様には、どうしてこんなに暖かいの?と言われるんですが)コマツ住研の断熱はパネルの能力によるところなのですが、Q1住宅においては120㎜のパネルの外側に60㎜の断熱層がもうけられることになるのです。
(当然、基礎も通常の150㎜幅のものと比べ33%増しの200㎜)
Q1住宅は、私どももすべての方々に選択していただこうとは考えておりません。
現在、流通している高品質部材と研究、蓄積された技術のノウハウと社長の心意気によって、「ここまで出来るんだよ。」という一つの選択肢の提供なのです。
当然、ご予算の中で選択していく訳ですが納得のうえでお施主様に選んでいただきたいと考えています。
先日、お客様から暖房の問い合せがありました。
昨年暮れにお引き渡ししたお施主様の知人で、その家の暖かさを実感し、それと比較して我が家は寒すぎる、同じ暖房を見積もって欲しいとの事でした。
その方のご家族は、某大手メーカーで建てた家に昨秋入居されたばかりです。
当然、ご予算もあっての事ですが、建てる前に選択された断熱方法と暖房の組み合わせから、得られる住環境がいわゆる寒い家である事はむしろ当然のことです。
期待していた新居と現実のギャップに問題があると僕は思います。
そしてその責任はプランに携わった者にあると思います。
あらためて信州の住宅には、高気密、高断熱、熱環境計画(暖房計画)が必要だと感じました。