カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 年賀欠礼のために寒中見舞いで開けた、今年の我が家の2024年。
昨秋の喪中のため全てキャンセルした旅行の代わりに、松の内が明けて小正月も過ぎてから電車で行った京都旅行。
その際に、長年の疑問だった東山魁夷の「年暮る」に描かれたお寺の本堂を探して辿り着いた、東山三条の「要法寺」。

今日の大晦日は、雪の舞う「年暮る」の絵からも何だか聞こえて来る様な、東山に在る我が家の総本山「知恩院」からの除夜の鐘の音が、きっと今夜も京の街に静かに染み入る様に響き渡ることでしょう。
 一方、元旦早々に発生した能登地震と翌2日に起きた羽田空港での飛行機事故で、今年は一体どうなってしまうのかと不安な幕開けだった2024年。
同じ北信越の石川県ですし、輪島の朝市も旅行で昔行ったことがあります。そして羽田空港は次女が結婚するまで勤務していたので、どちらも他人事とは思えないくらいのショックを受けました。
しかしいくら過疎地とはいえ、もう一年も経つのに地震の爪痕がまだ至る所に残ったままこの暮れを迎えた地区も少なくありませんが、せめてこの年末年始くらいはどうか穏やかに迎えて欲しいと祈らずにはおられません。
   (下の写真は、Xmasの12月25日、乗鞍岳方面の穏やかな夕映えです)                          
 今年、我が家では長女がNY本社でのポストに合格し2月に渡米して行きました。寂しくないと云えばウソになりますが、これで漸く婿殿と一緒に暮らせる様になったのですから、親としては一安心。しかも加えて、予想以上に早くこの年末にグリーンカードも取得出来ました。
また、次女一家も安住の地を見つけて引っ越し、“月例”で毎月二週間近く家内が二人の孫の育児支援に行っています。その間、ワンコと一人だけでの“独居老人”生活も、さすがにニ週間を超えると、自炊するのが億劫になること以外は、何とか慣れて平穏に過ごしています。
そんな中で、6月には念願だった熊野古道を歩くことが出来ましたし、この11月には田村一村展に行って、どうしても見たかった「アダンの海辺」にも会うことが出来ました。
そして、11月末に迎えた二匹目の保護犬。障害のある子ですが、この12月に正式に譲渡を受けることになり、来る年は二匹で迎えることになりますがその経過はまた改めてご紹介したいと思います。

 さて今年の本ブログへのアクセスは、今朝の時点で37万2千件と昨年の28万件をはるかに超え、4年前にコロナ禍で皆さんテレワークの在宅勤務等で家に居ることが多かったからであろう過去最高に並ぶアクセスを頂きました。しかも10月だけでナント6万5千件のアクセスがあり、中には一日だけで1万件のアクセスを記録した日がありましたが、一体何があったのか何だか不思議な気さえしました。いずれにせよ、ご愛読いただき本当にありがとうございました。

 それでは皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

                      カネヤマ果樹園一同+コユキ&クルミ💛