カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 “海無し県”の山国信州から海辺の町に来ると、お魚のその新鮮さには感動するばかりです。
初日、ホテルへのチェックインする前に、西日本最大級という海鮮市場の南紀白浜「とれとれ市場」に立ち寄り。「とれとれ横丁」には各種海鮮丼などがあるのですが、こちらは持ち帰りが不可なので、鮮魚コーナーでその日のホテルでの夕食用に、鯛、マグロなどの船盛とヒラメなど好みの刺身を購入。
どれも新鮮で美味しかったのですが、特に鯛(種類は不明)がプリプリで本当に美味しかった!(因みにつまみ用に揚げ物も買ったのですが、こちらは小田原には敵いませんでした)

この「とれとれ市場」は地元の漁協が運営しているそうですが、広大な敷地で駐車場も広く、日本のみならず中国人観光客を乗せた団体の観光バスが何台も来ていました。屋内のフードコートや土産物コーナー、鮮魚コーナーだけでなく、屋外のテント下にも、海鮮BBQやピザなどの屋台が並んでいて、若者のグループやカップル、家族連れが思い思いに楽しんでいました。
滞在中は、刺身のテイクアウトだけではなく、フードコートの「とれとれ横丁」でランチに海鮮丼も食べましたし、さすがに毎日刺身では飽きるので、二度、一度は気分転換にBBQ用食材店から熊野牛や野菜などを買って帰って、ホテルの部屋はキッチン付きなので焼き肉にしました。また一度はピザをテイクアウトして(マルゲリータと、白浜故にシーフードも)夕食にしました。
 海鮮では、別の日には「とれとれ市場」より近くて白浜の街中にある「フィッシャーマンズワーフ白浜」で、海鮮丼をテイクアウトしてみました。
こちらは「とれとれ市場」に比べれば遥かに小規模ですが、南紀白浜にある地元の漁師さんたちが運営しているという施設で、目の前に広がる白浜の湯崎漁港で水揚げされた魚が並び、早いモノだと水揚げから5分以内に店頭に並ぶこともあるのだそうです。
一階には海鮮丼のイートインや、刺身や焼き魚や煮魚、干物などの販売コーナーと別フロアにはダイバーズショップも。二階には海鮮レストラン、そして屋上の三階はBBQのフロアとか。
イートインのコーナーはテーブルが幾つか並んでいるだけの質素な感じですが、丼は10種類くらいあって、地元の料理さんたちが調理もしてくれている様です。我々は夕食用に、私は上海鮮丼(税込1580円)、家内はシラス丼(1460円)を注文し持ち帰りました。
刺身、しらす、ご飯とそれぞれ別々にしっかりトレイに盛って二重にラップしてくれてあり、シラス丼はしらすと玉子焼きに付け合わせの野菜は別のトレイに分けてくれてあるなど、無骨ながら親切丁寧な感じがしました。
個人的は、観光客相手の「とれとれ市場」よりもこちらの「フィッシャーマンズワーフ」の方が素朴で、海無し県的喩えで恐縮ながら、信州の農家の産直売場の“海版”の様な感じで、むしろ親近感を感じました。値段は「とれとれ市場」のイートインと同じ位かもしれませんが、量は1.5倍くらい多いのではないでしょうか。正直食べ切れませんでした。そして、こちらもどのネタもプリップリで新鮮そのもの。いやぁ、ホント旨い!
 最終日前日にも、お土産(というか、松本の自宅には食材の買い置きが無いので、帰った日の夕食用に)にシラス丼をご飯抜きでとお願いしました。すると、ご飯抜きの値段は無いとかで、従来のシラス丼の値段でしたが「ご飯の代わりに、その分シラスを多目に入れといたからね!」とのこと。
(確かに、松本に帰ってから開けてみたら、二人で優に二日分はありました)

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