カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 昨年の夏以降は家内が毎月二週間近く次女の所に手伝いに行っていたり、また長女の所に遊びに?行ったりすることもあって、特に寒い冬の間は一人では億劫で、忌明けの新年になっての初詣と厄除け参りくらいしかウォーキングを兼ねて歩くことが無かったのですが、4月になったら先ず箱根の金時山からまた登山を始めようということもあり、3月末からトレーニングを兼ねて、渚から城山公園、そこから城山トレイルのコースでアルプス公園まで、片道3㎞ちょっと、標高差200mのコースをまた歩き始めました。

 我々のウォーキングは、3月30日に初日は城山まで。2回目は4月1日にアルプス公園まで歩いてみました。
マンションの在る渚からですと、白板まではほぼ平坦で、城山々系の突先になる宮淵から急な坂が続きます。
途中丸ノ内中学を経て城山公園へ。同じマンションにとてもしっかりした女の子がいるのですが、マンションから小学校は歩いて500m足らずの田川小ですぐ近くだったのが、4月からは中学生でこの丸ノ内中学へ入学するとのこと。中学までは片道2㎞くらいですが、毎日この急坂を上るのは大変だなぁと思います。でも絶対丈夫になる筈なので、成長期の子供たちの体には良いことかもしれません。いずれにしてもガンバレ!・・・です。

 城山公園も松本市内の桜の名所で、当初は31日の開花予想だったので既に園内はたくさんの提灯が張られ、交通整理も行われていて準備万端ですが、蕾はまだまだ固いまま。代わって、梅が満開で、オオイヌノフグリが青い絨毯の様に咲いていました。そして日当たりの良い道端には菜の花も。この日松本も21℃予想と暖かく、桜の開花はまだで北アの峰々はまだ冬景色ですが、あちこちに“小さな春”が見つかり、この日の陽気と相俟って信州でも里では春の息吹が感じられました。
城山トレイルでのアルプス公園は、残念ながら黄砂の影響か霞んで北アルプスの峰々は全く見えず。桜より先に辛夷(コブシ)の花がほころびかけていました。
帰路も同じ道を下り、城山公園へ。公園脇に在るカフェ「憩いの森」に立ち寄って、大きなカップに入ったたっぷりの自家焙煎珈琲で一服。暖かかったので、気持ちの良い外のテラスで公園を眺めながら戴きました。テーブルにはお皿に入ったヒマワリの種が置かれていて、近くにヤマガラ?と思しき野鳥が来ていました。人が居ない時に、有難く頂戴しているのでしょう。庭にはたくさんの殻が落ちていました。
 春のお彼岸過ぎにまた寒さがぶり返して、桜の開花も当初の予想から遅れていて、松本は当初31日がお城のお堀の桜の開花予想日だったのですが2日にずれ、さらに遅れて実際に開花宣言が出たのは7日と、過去一番早かったという昨年よりも14日遅れだったとのこと。でも開花時期としては、例年並みなのだそうです。そして、この17日まで「夜桜会」としてお城のお堀の桜がライトアップされ、松本城本丸庭園が無料開放されています。

 信州も漸く“春本番”を迎えました。