カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 以前1744話でご紹介した通り、4LDKの中で一番狭く北向きで日当たりも良くない通路側の部屋を物置として使用しているのですが、その中の空きスペースを好きに使っても良いとの許可が(奥さまから)あったので、前の家からは大き過ぎて持って来られなかったデスクの代わりに、前回ご紹介した通りにL字型の机とそれと同じデザインの4段シェルフを購入し、私メのミニ書斎を兼ねて“男の隠れ家”として使っています。

付属の4段シェルフは、本来は机の横に付けて置くのですがスペースが無いので、離れた壁に密着させて写真スタンドやオーディオのサブシステムなどを置いて使っており、机の脇の2段の棚はスペースの有効活用で、100均ショップの積み重ね可能な高さの違うトレイを5個購入して、それぞれ2~3段積みの収納トレイとして活用。また机上には、前の家でも使い勝手が良かった小物入れ用の大中小の引き出し8つの木製の棚(収納棚の上部分で、横に伸縮可能)をそのまま載せて活用しています。
ここで、子供たちが高校生まで使っていたのを引き継いだ蛍光灯スタンドが寿命で切れてしまいました。代わりの蛍光管を買うことも出来ましたが、机上のスペース効率を考えて、クランプ式でフレキシブルアームのLEDデスクライトに変更。アームが70㎝ありますので、机の隅に取り付けても全体を照らすことが可能です。そして、先述の引き出しの木製家具で机上のスペースが結構取られているので、パソコンの作業スペースや、何か書いたりするためのスペースなど、更に限られた机の上をより有効に活用するためには、水平ではなく机の上部を使うしかありませんので、色々調べた結果、こちらもクランプ式をチョイス。
こちらは、『幅60cm クランプ式の机上ラックで、2段の棚は9段階(6cmピッチ)での高さ調整が可能。モニター下や壁面といったデッドスペースを収納スペースに変えることができる机上ラック』とのこと。従って、PCの上も使うことが出来ます。
一体型のミニコンポは本来引っ越し時に捨てても良かったのですが、サブシステムはネットワーク機能が無い古いタイプなのでインターネットラジオは聞けません。また構造故か、マンションのFM受信状態が劣悪で、北の通路側しか受信できないため、アンテナを張る場所的にこのミニコンポが“隠れ家”での唯一のFM受信ツール。従って、アンテナを張る通路側に近い場所にある机のどこかに置かざるを得ず、結果机上ラックの下にはPCを置き、その上にミニココンポを乗せることが出来ました。
因みに、リビングでは殆どFMが受信出来ないので、M-CR612でNHK-FMを聴きたい時は、インターネットラジオのNHK「らじる・らじる」で聴くことが出来ます。
また、長女から不要になった3段折り畳み式のクランプ式のタブレット用アームスタンドをもらってあり、これをdマガジン専用のタブレットに使っているのですが、こちらもスペーシャスです。
家内や長女からは“Messy!”と呆れられ、且つ非難もされてもいるのですが、スペースが限られているのですから、そこは美的よりも効率性を優先せざるを得ません。
 しかし、スペース効率とコストを優先して選んだ結果、問題もありました。
LEDデスクライトは中国企業で、机上ラックは日本メーカーなのですが、どちらもMede in China。
先ず、デスクライトは説明書が全くもって不親切。調光・調色機能とも何色かも、また変わる順番も記載がありません。そのため自分で試してみるしかありませんし、ONをする時はそのスイッチだけは赤色のライトが付いていますが、他の機能は印刷されているだけなので、暗闇(夜ライトを着けても、上部は暗くて判読不能)で、しかもOFFにする時はON/OFFのスイッチは点灯していないのでどの場所か不明。横のスペースに触れると都度設定してあった輝度や色が変わってしまい、またやり直さないといけない。
そこで仕方なく、自分で位置確認用のマーキングの印をテープで張り付けた次第。まぁ、日本製の半値でしょうから文句は言えませんが・・・。「中国製ではこんなモノ」と割り切った方がイイでしょう。
また机上ラックは日本企業なので、案内はそれなりに親切なのですが、Mede in China故に造作が“ヘボい”。組み立てに際し、スパナがキチッと嵌まらず、しょうがないので、何箇所かはスパナの代わりにラジオペンチで抑えて使いました。ナットも微妙で、嵌めるのに四苦八苦。パーツの精度がアバウトなので、例えばはみ出ない様にとかの微調整や微修正をしながら自分で工夫していかないといけないので、完成には思ったより時間が掛かりました。まぁ、これも値段を考えると止むを得ないでしょう・・・。
そうした問題はありましたが、掛けたコストを考えると、自画自賛ではありますが完成形は十分満足出来る状態を作ることが出来ました。
故に、これにて一件落着。“男の隠れ家”、私メのミニ書斎の完成!・・・です。
 その後、気分転換も兼ねて、特段の理由も無いのですが(強いて言えば、フロア型スピーカーの音が左横の一方向だけから来るのが不自然なので、せめて昔のカーオーディオ的に、背後左右の両方向からステレオ的に聞こえてくる様にと)それまでの東西方向に置いていた机を、南北方向に変更。それに伴い、壁に密着させていた4段のシェルフは側面も使いたいので、壁にくっ付けずに机の背後に移動させ、椅子を背後から遮るようにして、より“隠れ家的”(≒狭く囲まれた雰囲気)に配置しました。
以上、これでより“男の隠れ家”になって、私メのミニ書斎の最終形!・・・です(もし飽きたら、また気分転換で前の配置に戻します・・・)。