カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 12月中旬。我々にとっての初孫である、次女の第一子のお宮参りがあり、次女夫婦の住む横浜へ日帰りで行ってきました。
その日は婿殿の勤務の関係で平日だったので、車だと出勤時間とも重なるため到着時間が読めないこともあり、始発のあずさで八王子から横浜線経由で向かいました。そのため、朝5時から懐中電灯片手にワンコたちの散歩をして、戻り朝飯を用意。6時過ぎには出ないといけないので、最後は戦争でした。
ナントか10分前に駅裏の駐車場に車を停め、駅舎に着いてから買えばイイと思った朝食用のサンドイッチかオニギリは、駅の売店は6時半オープンの由。止む無く飲み物だけを自販機で買って乗車。始発のあずさが6時半なので、「せめて10分前に開けてくれたらイイのに・・・」と、JRとして民営化されても、“親方日の丸”国鉄時代のキオスクの体質が抜けないのでは愚痴も出て・・・。げに“食いモノ”の恨みは恐ろしい哉、でしょうか。

 家内は娘たちの所に上京する時はいつも使うのですが、私メは久し振りのあずさです。横浜へは別として、前に週末帰省して来た長女が、週明け当日の朝の会議に出席するのに、あずさでは始発でも間に合わないのに、上田まで車で送って行って(松本から1時間弱)7時過ぎの新幹線(6時10分過ぎには始発あり)に乗れば、9時には東京のオフィスへの出社が悠々可能だったことを考えると、観光的には兎も角、出張等では2時間切りで上京出来ない松本は辛いものがあります。

八王子で横浜戦に乗り継ぎ横浜市内へ。予定通り到着してアパートで合流し、皆で近くの神社へ。
 「近くに小っちゃな神社しか無くて・・・」
との事前の婿殿の話でしたが、歩いて皆で行ってみると、そこは都筑区の都筑中央公園内の高台にある「武蔵国 茅ヶ崎杉山神社」と書かれた立派な神社でした。産土神かどうかは分かりませんが、主祭神はスサノウの子供である五十猛命(イソタケルノミコト)の由。神職は常駐していませんでしたが、延喜式の式内社とのことですので、拝殿も含め予想以上に立派な神社です。
孫が女の子かどうかも分からないのに、家内が大切に保管してあった娘たちのお宮参りと七五三で着た着物。そこで、今回のために掛け着として事前に家内が届けてあり、初宮参りらしく着飾ってのお参りです。
皆で代わるがわる記念撮影をしていると、参拝に来たであろう若者のグループの方が「宜しければお撮りしましょうか」と仰って写真を撮ってくださいました。有難くお受けしましたが、撮影後にお礼を言うと、皆さん口々に「おめでとうございます」。「最近の若者も捨てたものではない」と感心した次第。
 お宮参りを済ませ、近くの写真館に行ってお宮参りの記念撮影です。予定では2時間とのこと。持参した掛け着とスタジオで選んだドレスの二着で、赤ちゃん、娘夫婦、両家両親とそれぞれ三態の記念写真撮影。泣きわめくことも無く、途中授乳で休憩した以外思いの外順調で、1時間ちょっとで撮影終了。カメラマンは若い女性が二人一組で、始終声掛けし、あやしたり、エアクッションで音を立てたり(何でも、ガサガサする音が子宮内で赤ちゃんが聞いていた音に似ていて落ち着くのだとか)しながら、シャッターチャンスを逃しません。さすがはプロと、ここでも感心した次第。
その後、すぐに加工前の写真を全部スライドショーにして皆で確認。BGMも含め、ピクチャーフレームなど事前に完成しているフォーマットに撮影した写真を当て嵌めるだけとはいえ、素晴らしい出来栄えに、「フーム、さすがはプロ!」・・・でした。

 データ確認後、最後に皆での昼食会へ。娘夫婦が事前に用意してくれてあった、両家での1時間半のコース料理での食事会。孫は、撮影で疲れたのか、ミルクも飲んで落ち着いたのか、ウトウトしながら一切泣いたりすることも無く、ベビーカーでずっと良い子にしていました。

 天気にも恵まれ、和やかにお宮参り、記念写真、食事会と無事全ての行事が終了し、我々は先に失礼してワンコたちが待つ松本へ。来た時と同じルートで3時間の電車旅です。それなりに疲れたのか、八王子からのあずさでは殆どウトウトしていました。
ヤレヤレ、さて今度は雛人形だね・・・と、ジジババの出番は続きます。

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