カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 10月11日。次女がお産を迎え、我々にとっての初孫が生まれました。
次女夫婦待望の赤ちゃんです。なかなか子供に恵まれず、所謂“妊活”も頑張っていたようで、我々は何も出来ず、ここ何年かはただ黙って(子供たちのことに関しては、これに限りませんが)神様にお参りするだけ・・・。

 赤ちゃんを授かることを切望していた次女は、家内に依れば、電車に乗って若いお母さんが連れた赤ちゃんを見ると羨ましそうで、時には涙ぐむこともあったとか。世間では切望しながらなかなか赤ちゃんに恵まれないご夫婦も多い中で、せっかくこの世に生を受けた子供さんが虐待等で亡くなるという痛ましいニュースを耳にすると、本当に許せない、だったら欲しいお母さんに授けてあげれば良いのにと、世の中の(神様の)理不尽さを思います。

 そんな日々が2年近く続いていた我が家も、全国とは言いませんが、次女に関しては出雲大社と八重垣神社の縁結び祈願に始まった我が家の“神様詣で”も、伊勢神宮や京都の幾つもの神社などへの娘たちのことのお願いを始め、家内は上京すると水天宮にもお参りし、また県内では毎週末のウォーキングを兼ねの各神社へのお参りが、次女に関しては漸く子宝祈願からやがて安産祈願へと変わり、そして10月11日の無事の出産を経てからは、今度は成長祈願のお参りへ・・・。“親バカ”と云えばそれまでですが、親が出来ることは、ただ黙って子供たちを信じて見守り、せめて神様へお願いするのみ。
 出産に際しても色々心配事もあり、婿殿の勤務する横浜の総合病院の方が結果的に安心だろうとのことから、結果里帰り出産ではなく暮らしている地での出産となり、退院してからは家内が身の回りの世話をするために上京(東京ではありませんが)。そのため、行ったり来たりとはいえ、ほぼ一ヶ月近くは一人でワンコの世話。初孫には会えぬ代わりに、LINEやスマホの「家族アルバム」で毎日の様に写真や動画を送ってもらい、先方の実家のご両親も含めて皆で共有する日々。
直接触れることは叶いませんが、今は本当に便利ですなぁ・・・!!と、ジジバカ、バババカとばかり、「いくら見ていても飽きないヨねぇ~・・・」の毎日の繰り返しに、ふと冷静になって・・・、
 「・・・ん、ま、イイかぁ!?」