カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
我が家のシンボルツリーであるプンゲンスホプシー。和名はコロラドトウヒ。
Wikipediaに由れば、
『コロラドトウヒ(Picea pungens)は、マツ科目トウヒ属の常緑針葉種。青色を帯びた葉色が特徴的で、別名プンゲンストウヒ、青トウヒ(blue spruce)、緑トウヒ(green spruce)などとも呼ばれる。原産地はアメリカのコロラド州からワイオミング州一帯のロッキー山脈。観賞価値が高く、様々な園芸品種が生み出されている。』
とのこと。
私が最初にそのプンゲンスホプシー知ったのは松本空港でした。昔、出張で松本空港から飛んだ際に、空港のエントランス前の植え込みに植えられていた何本かのプンゲンスホプシーを見て、そのシルバーブルーの葉に魅了されたのがキッカケでした。
最初は1.2m足らずの苗木を植えたのですが、それが25年経って2階の屋根に届く程まで見事に成長し、文字通りシンボルツリーになってくれました。
このプンゲンスホプシーも我が家の雑木林風ガーデンや里山の広葉樹同じ様に、芽吹きの頃と成長後の葉の色は同じシルバーブルーと言っても微妙に異なります。このシルバーブルーの美しい葉は表面の粉状のワックスのためで、その特徴である青い色は、特に春先から初夏に掛けての芽吹きの頃に際立ちます。
“萌えいずる”新緑の5月。プンゲンスホプシーの新芽も、そのシルバーブルーが黄緑がかっていて何とも言えない柔らかな感じがします。この微妙な色合い、柔らかいというか暖かいというか、何とも素敵なこの時期だけの特別なシルバーグリーンです。