カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
伊勢志摩サミットで有名になった賢島。我々はその舞台となったホテルに滞在する訳ではなく、今回もワンコと一緒の倹約節約旅行です。
しかし調べてみると、賢島そのものには意外と観光スポットはありません。せいぜい、水族館の「志摩マリンランド」とスペイン風観光遊覧船での英虞湾クルーズくらいでしょうか。クルーズではワンコたちが可哀そうですが、水族館はワンコ連れOKとのこと(ただし抱っこかバギーで)。そこで、水族館に行ってみることにしました。
水族館「志摩マリンランド」の入場料は1500円/人と決してお安くはありませんが、ワンコ連れで観光出来るスポットは限られているので仕方ありません。
この水族館はマンボウの飼育で有名なのだとか。入るとすぐにペンギンの檻があって、水槽で泳いだり日向ぼっこをしていたり。ワンコたちも目の前で動くペンギンには興味津々。水族館に入ると回遊式の巨大水槽が目の前にあり、ブリや鯛、サメなど2000匹を超えるという魚たちが泳ぎ回っています。外敵が居なくて餌付けもされて快適な世界のためか、岩陰に佇むクエ(アラ)は勿論、回遊しているどの魚も今までの認識より一回り以上大きくて、まつでレンズで拡大されているのではと思う程。途中、海女さんによる餌付けもあり、お子さんたちも喜んで見ていました。
館内には、サンゴ礁の水槽にはクマノミなどの熱帯魚が泳ぎ、幻想的なクラゲの水槽やアマゾンなどの淡水魚の水槽もありました。目玉のマンボウは確かにデカイ。ノンビリと優雅に泳いでいて、世の中の喧騒など我関せずの風情でしょうか。いつ以来なのか、久し振りの水族館ですが、それなりに楽しめました。ドッグバギーだと、館内にはスロープもあるのですが、回遊式水槽をぐるっと一周楽しめる2階フロアへは階段のみでした。
駐車場もある横山ビジターセンターから、更に展望台へは車で行けますが、数百メートルの道はすれ違い出来ない狭さで、途中退避コーナーでお互い待つ必要があります。ただ、40台程も停められる駐車場は結構混んでいました。そこから展望台はすぐ。階段もありますが、ドッグバギーやカートだとアプローチの距離は長くなりますが、九折の木製のスロープもあってウッドデッキの在るテラスまで行くことが出来ます。但し、カフェスペースはワンコ不可でした。
横山展望台からさらに先にも遊歩道が設けられていて、他にも展望スポットがあるそうですが、バギーで行けるかどうか分からなかったのと、横山展望台が一番眺望が良さそうなので、ここで引き返しました。
「志摩地中海村」は、英虞湾のリアス式海岸に面した場所に建てられた地中海の白い街並みを模して建てられたリゾートホテルですが、宿泊者以外にも一般に開放されています。入場料500円/人、しかワンコ連れOKではあるのですがナント犬も500円/匹。
「えっ、犬も入場料払うの?」
と一瞬呆気にとられますが、これには工夫があって、入場料と同額がクーポンで戻ってきて(従って、我々だと人間2名とワンコ2匹で、2000円分)、村内で金券と同様に使うことが出来るのです。来た人には施設内でお金を使い切ってもらう工夫で、ナルホド!と納得。
この日は暑いくらいだったので、スペイン風なのかエーゲ海のギリシャ風か分かりませんが、確かに地中海っぽい雰囲気でした。
ベンチに座って海を眺めながら少しノンビリしてから、ホテルに戻りました。
今回の賢島周辺観光で一番良かったのは横山展望台でしょうか。
ホテルに戻り、せっかくなので夕食に賢島に行こうかと思ってチェックしたのですが、ホテル内の高級レストランを除き、海鮮などの島内のレストランはどこも夕方で営業終了。結局滞在中に賢島では食べることは出来ませんでした。