カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
コロナ禍で、特に夜の会食機会が激減しており、飲食業界はどこのレストランも大変だろうと推察します。
そんなこともあって、例えば会食は無理ならテイクアウトなど、特に贔屓にしているお店はコロナ禍で閉店することの無いように、いずれコロナ禍が過ぎて元の日常に戻れる日まで、自分たちの支援など例え微々たるものでも出来るだけサポート出来ればと思っています。
そんな中で感じたことがありました。
郊外にありながら、特にコスパの良いランチが評判で奥様族に人気のイタリアン。週末などはカウンター含めテーブル席と合わせて20席ほどの店内はいつも満席状態ですし、駐車スペースを見つけるのに苦労するほどです。時には外で順番待ちも。これまで、娘たちが帰省して来た時などを中心に我々も何回かランチに伺っています。
こちらのランチの特徴は、各種のパスタやピザをメインにして、+350円でワンプレートのサラダとスープ、ブルスケッタのセットとドリンク、+550円で更にデザートとしてドルチェ盛り合わせが付けられること。また、季節毎に内容を変えた季節のパスタセットも別に用意されています。
先日、久し振りに(多分一年振り?)伺いました。平日だったのですが、カウンター以外は8割方埋まっていて相変わらずの人気の様です。平日のランチタイムということもあって、殆どが奥様族か女性客。
私は和風、家内は季節のパスタをチョイスし、それぞれ+350円、+550でセットメニューにしました。
程なく運ばれて来た最初のワンプレート。以前のブルスケッタは刻んだトマトなどもっとたくさん具材が載っていた様な気がするのですが、今回は申し訳程度。トマトクリームのスープも同様です(注)。
そして、最後の奥様のドルチェの盛り合わせ。フルーツとバニラアイス、ケーキが2種類。家内曰く、
「このケーキ、自家製じゃなくて、何となく業務用に売られている冷凍のケーキの様な気がする。前はこんなんじゃ無かったのに・・・。全然美味しくない。」
店内に貼ってあったチラシによれば、松本市の郊外に姉妹店を2店舗オープンしたとのこと。コロナ禍の影響か、或いはもしかすると手を拡げ過ぎたのか、そのためかどうか分かりませんが以前に比べて随分味が落ちた気がしました。舌の記憶が確かではありませんが、残念ながらコストパフォーマンスとして一番大事な質が落ちた気がします。女性スタッフの接客は悪くないだけに残念です(ただ以前は数人いたスタッフも別の店に回ったのか、今回は一名だけでした)。娘たちが帰省の度に来るような、我が家の女性陣のお気に入りのレストランだったのに残念です。
「これじゃあ・・・、もう来ることは無い・・・かな?」
人気店でこの日も相変わらず繁盛はしていたのですが、本当に“食い物”商売は難しい・・・。
【注記】
写真は、今回と4年前に訪れた時のワンプレートとの比較です。
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