カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
6月20日を過ぎて、地元紙に美ヶ原や高ボッチ高原などのレンゲツツジが見頃を迎えた旨の報道がありました。
因みに、レンゲツツジの葉や花、根には有毒成分が含まれているのだそうで、従って、一時期霧ヶ峰などのニッコウキスゲは鹿の食害で減少したため柵を張って保護するなどしましたが、レンゲツツジは有毒のために鹿や放牧されている牛に食べられることもなく植生域を拡げ、その結果(他の草などの植物は牛が食べてくれるので、牛に食べられないレンゲツツジだけが“この世の春”を謳歌して)、昔から牛が放牧されてきた美ヶ原や高ボッチなどの高原にレンゲツツジの群落が誕生したのだそうです。
しかし、三城から百曲がりを行くいつもの登山での王ヶ頭や王ヶ鼻一帯の美ヶ原には、レンゲツツジの株は所々で見られるものの、そうした群落は無く、今まで美ヶ原登山ではレンゲツツジを見たことがありませんでした。
調べてみると、レンゲツツジの群生が見られるのは美鈴湖から美ヶ原への林道沿いの袴越から思い出の丘を経て武石峰、更に自然保護センター辺りとのこと。しかし三城からの登山で武石峰まで歩くのは結構な距離になりますので、そこで今回はいつもの三城からの登山ではなく、車で美鈴湖経由で自然保護センターまで行ってみることにしました。
車での美ヶ原へのアプローチは幾つかあり、いつもの登山で行く三城経由での(霧ヶ峰からの道に合流する)ビーナスラインと、三才山手前或いは浅間温泉から美鈴湖経由でのルート。
しかし、同じ美ヶ原でもルートにより行先が異なり、前者の高原美術館や山本小屋、高原ホテルのあるビーナスライン沿いのエリアと、後者の自然保護センターの間は繋がっていません(一応砂利道があるものの一般車両の通行は禁止)。
霧ヶ峰からのビーナスラインと美鈴湖経由、反対側の旧武石村(上田市)とをビーナスラインとして繋げる計画もあったそうですが、環境保護の名目で頓挫したまま。従って、美鈴湖経由では(同じ松本市内の)三城方面に下りてくることが出来ません。
そこからしばらく走ると、「思い出の丘」との表示があり、こちらの無料駐車場に車を止めてトイレをお借りし(無料です)てから遊歩道へ。
所々道端に車を停めて盛んにレンゲツツジの群落を撮影している人たちがおられましたが、我々は車から愛でながら自然保護センターへ直行。ここには美ヶ原の自然を紹介する展示室の他に売店や食堂があり、トイレも完備(無料です)されています。駐車場には結構な台数の車が停まっていました。また近くの空き地にはそれ以上の台数が駐車。多分、これらは車で直接乗り入れが禁止されている王ヶ頭ホテルのお客さんか従業員の方々の車でしょうか。松本駅や美鈴湖からの送迎バスを除けば、ここがホテルに最も近い駐車場ですが、但しここからはバスの送迎は無いので自らの足で30分との表示。
我々もせっかくですので、砂利道(許可車両のみ通行可)の車道ではなく、トレッキングコースを王ヶ頭まで歩いてみることにしました。
案内図ではこの辺りにもレンゲツツジの群落があるように記載されていましたが、残念ながら見当たりませんでした。
帰路は下りなので20分足らずで自然保護センターに到着し、無料トイレを使わせていただいてから帰りました。
【注記】
掲載した「思い出の丘」の駐車場と頂上の碑の写真は、当初霧だったために霧が晴れた帰路で撮影したものです。