カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 コロナ禍での外出自粛“Stay(at)Home”を受け、長野県内の飲食店もGW中は営業を自粛したり、お弁当などのメニューを増やしてのテイクアウト中心での対応をしたりと、どのお店も大変だったようです。
気の合う仲間で、通常だと四半期毎に「食蔵バサラ」で開催していた、美味しい料理とお酒を楽しみながらの例会も、この春(いつもだとお城の桜を見た後でバサラに集合)は残念ながら中止せざるを得ませんでした。

 そんな折、バサラからコロナ対応でのテイクアウトメニューの案内のハガキが届きました。それによると、店内での通常営業は諦めて、お弁当やオードブルのテイクアウトのみで暫く営業をしていくとのこと。
そこで、コロナ禍収束したらまたいつものメンバーですぐに集まれる様に、それまでは何とか頑張ってもらえるべく、お弁当のテイクアウトをお願いしました。
オードブルは以前も新年会のホームパーティー用に特別にお願いしたことはあったのですが、この時期人も集まれず、家人だけでは人数的には然したる手助けとは言えないまでも、「まぁ、ゼロよりはイイか・・・」という次第です。
お願いしたお弁当は一人3000円ですので、そんな高価でもなく、お店にしても大した儲けにはならないかもしれません。でも、どの飲食店にとっても大変な状況ですので、数はたとえ少なくても、少しでもサポートになればと思い、ハガキの案内に沿って事前に予約をしました。
 平日の夕刻。お願いした時間に取りに伺うと、先約のご夫婦がやはりお弁当を受け取りに来られていました。やはりご常連の皆さんは同じ気持ちなのでしょう。少し待って、支払いを済ませてお弁当を受け取り、お互いの状況を報告しながら、最後は「頑張ってください!」とエールを送って持ち帰りました。
 メッセージと一緒に入っていたメニュー表。春らしく、タラの芽やタケノコ、コゴミなどの旬の山菜や、天然ブリや信州牛などの旬の食材が使われていて、目にも鮮やかで見事な春の行楽弁当でした。
戸外に出かけることはままなりませんので、せめて室内で行楽気分に浸ってもらえたら・・・そんなシェフの心使いが聞こえて来そうです。

 自宅でのテイクアウトメニューでも、いつも通りの優しい味付けは勿論ですが、目でも味わい、そしてシェフのそんな心遣いのスパイスも一緒に感じられた、春のバサラの素敵な逸品!・・・でした。

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