カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 3月中旬。新型コロナウイルス禍でワンコたちとの泊り掛けでの旅行を取り止めたこともあり、人が集まらず密集するような場所で無ければ良かろうと、ワンコたちとどこかドライブがてら出掛けることにしました。
思えば、米国滞在中の長女はともかく、横浜に住む次女はコロナウイルス禍のために昼間は一人で家に閉じ籠りがち。世間では今や“コロナ鬱”とまで言われるケースもあるとのことから、どうせ行くのなら次女の気晴らしになればと、ワンコたちを連れて日帰りで次女の住む横浜まで初めて車で行ってみることにしました。

 前回、上田まで行った時に、コユキは初めてクレートから出てドライブをしたのですが、後部座席に家内と一緒にいても、最初は一体どこに連れて行かれるのかという不安で震えていたのですが、結果的に家内とナナも一緒であれば、最後はリラックスして二匹で寝ていられるようになったので、今回も後部座席に家内とナナとコユキが一緒。ドッグバギーをトランクスペースに載せ、隣の助手席には念のために空のクレートが鎮座まします。
NAVI設定で、次女の住む横浜へは、中央道の八王子JCTから圏央道に入り、海老名JCTから東名の横浜青葉IC経由で3時間半の行程。同じ横浜に住む母方の叔母たちが、いつも松本まで帰省して来るルートです。

 途中、中央道の談合坂SAでトイレ休憩。双葉SA同様ここにもドッグランもあるので、ナナとコユキは小型犬用のドッグランへ。誰も居ませんでした(SAそのものもコロナ禍の影響なのでしょう、経験無い程ガラガラでした)ので、リードを外して占領です。水を飲んでおやつも食べて。店舗で次女の好きな信玄餅をお土産に購入し、一路横浜を目指します。
中央道に比べ、圏央道は混んではいましたが、常に渋滞する海老名JCTも然程ではなく(伊豆に行った時の帰路は大渋滞でしたが)スンナリと東名へ。考えてみると、初めて東名を走ります。横浜青葉ICも混雑はなく、一般道を走り次女のアパートへ無事到着。
直ぐに、ワンコたちも一緒に近くの遊歩道へ1時間程のウォーキングへ。家内と娘がワンコを連れ、私メは疲れたら載せるためにドッグバギーで。
アパートから暫く歩いたところにある都筑区の茅ケ崎公園へ。ここは都市公園ですが、雑木林や里山が自然のまま残されていて、園内の起伏のある丘陵地帯に芝生の広場や溜池、プールなどが配置され、林の中を遊歩道が結んでいます。都会にこんなにも自然が残されているのを感心する程です。山ではありませんが、何となく松本のアルプス公園を連想させます。
ウォーキングやジョギングをされている方々は勿論、学校が休校中のため、広場には子供連れの若いお母さん方が目につきました。家の中に籠ってばかりはいられないでしょうし、近くにこうした場所があれば救われます。
1時間半ほど親子(母娘)で散策。ワンコたちもバギーにも乗りましたが、思いの外一生懸命歩きました。時々ウォーキングをしているようですが、家に籠っていては“コロナ鬱”にもなりかねませんので、久し振りにナナとコユキに会って母親とも話が出来て多少なりともストレス解消にもなれば幸いです。
それにしても、近くにこんな素敵な場所があって、住むのに本当に良い所です。人気の程が理解出来ました。
 写真は、遊歩道の途中で見つけた、彼岸桜と緑のトンネル。そして小川の縁に自生していたアジアンタム!?です。
都会では逃げ出したインコが野生化して群れを作っているという話を以前聞いたことがありますが、温暖化とはいえ、熱帯アメリカ原産という観葉植物が野生化して自生しているとは・・・驚きでした。