カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 新年 明けましておめでとうございます。
2020年、信州松本より謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 令和での初めての元旦。朝起きてみると快晴で、空には雲一つありませんでした。そこで、日の出の時刻に合わせて、ナナの散歩を兼ねて家奥さまと初日の出を拝みに家を出ました。
ナナの病気以降は、遠出となるウォーターフィールド方面への散歩は避けているので、以来この時期の日の出を見ることはありませんでした。
そこで、念のためネットで松本の日の出時刻を調べると、6:59とのこと。記憶だと7時20分頃の筈なのですが・・・
 「そうかなぁ・・・?おかしいなぁ・・・?」
 「だって、どのサイトも6時59分てあるから、間違いじゃないと思うけど・・・」
ということで6時50分に家を出ました。今年はナナだけではなく、コユキも一緒です。コユキはブリーダーからの不要犬として捨てられて4月に埼玉で保護されたので、信州の冬は勿論、もしかすると屋外の冬の寒さは“犬生”初体験かもしれません。しかし、ブリーダーの声帯除去手術の影響で喉の咽頭に出来た膜が過呼吸気味だったのが、手術の結果嘘の様に楽になって、今では飛び跳ねる様に喜んで散歩に出かけています(しかし甘えんぼう故に、すぐに家内に抱っこをせがむのは相変わらず。そのため、伊豆の大室山リフトでお会いしたイタリアンハウンドを連れの方に教えていただいた小型犬用の抱っこ紐を家内は早速購入し、散歩の途中でコユキはすぐに抱っこ紐に入ってぬくぬくと)。
ところが、7時5分を過ぎても東山(我が家周辺から見ると、この時期は美ヶ原と鉢伏山の間から太陽が昇ります)は白んではいても、お日さまは顔を出しません。やはり、日の出は私メの記憶通り7時20分頃の様です。
7時20分、我が家の辺りからだと、この時期の太陽は美ヶ原の王ヶ頭と鉢伏山の中間、ちょうど山辺の谷の辺りから上って来ます。雲一つ無い、久し振りの見事な初日の出に、家内と(ナナとコユキも)一緒に、NYに居る長女と横浜に住む次女の分も合わせて、今年一年の家族の安寧を祈りました。 

 年末年始の我が家は、ワンコたちと年寄りだけでのお年取りと令和最初の元旦を迎えました。
NYに居る長女たちとはTV電話で“Happy New Year!”。そして、新婚の次女たちとは電話とLINEの“明けおめ”メールで年始のご挨拶。
でも次女が、先に先方のご実家への新年の挨拶を済ませてから、明日婿殿と一緒に松本へ帰省してくれる予定なので、遅れ馳せでチョッピリ賑やかなお正月になります。
 世の中色々不透明さが増してはいますが、どうかフルに一年間が令和となる今年は、災害の無い穏やかな一年であって欲しいと思います。
因みに、今日掲載した写真は、我が家周辺からの令和最初となる昨日の初日の出と、隔週でお水を頂きに行っている“名水”松本湧水の源智の井戸の祠。地元の方々が定期的に清掃をして守っていただいているので、お礼を兼ねて(水は無料ですが)毎回少額ですがお賽銭を入れてお礼をしているのですが、脇の南天の赤い実も映えて、祠も正月用の装いでした。
そして、年末に東山の東雲街道は塩尻の北熊井地区から眺めた、元旦同様に快晴だった年末の北アルプス。南は穂高連峰から常念、白馬方面と続く白き峰々です。
 今年一年の皆さまのご多幸を、ここ信州松本より謹んでお祈り申し上げます。どうか良い年になりますように。
本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

                      カネヤマ果樹園一同+ナナ&コユキ💛