カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
伊豆二日目の翌日、6時前からホテル周辺をワンコたちと早朝散歩。
到着した昨日は春の様な陽気で、立ち寄った伊東マリンタウンでは半袖姿の若いカップルまでおられ、冬支度の奥さまはブー垂れておられたのですが、予報ではこの日から日本列島に寒波襲来。伊豆でも皆さんしっかりと冬の装いですが、しかし信州と比べれば伊豆はさすがに暖かい。
朝6時半、部屋から望む相模湾の伊豆大島越しに昇る真っ赤な日の出を眺め、部屋で朝食を食べてからゆったりと温泉に浸かって、午前10時。
「ホンじゃぁ、そろそろ行きまっか!?」
と、ワンコたちも一緒に、ホテルからすぐの大室山に出発です。
大室山は4000年前の縄文時代に噴火した標高580mの独立峰の火山。噴火により大量に吹き出し、流れ出した溶岩が山間を埋めてなだらかなこの高原を作り出し、更に4㎞先の海まで流れ出た溶岩流が城ヶ崎海岸を形成したのだそうです。
広い無料の駐車場がありますが、平日の10時頃はまだそれ程混んではいませんでした。道を挟んだ反対側には伊豆シャボテン公園があり、この辺りが伊豆高原の観光スポットです。
大室山の登山リフト(スキーリフトと同じです)は、ダッコをすれば(大型犬は無理ですが)犬も一緒に乗ることが出来ます。この日も、イタリアンハウンドやジャックラッセル、そして柴君も。結構たくさんのワンコたちが飼い主さんと一緒に来ていました。ナナとコユキもそれぞれ抱っこして一緒に頂上へ登ります。往復700円で6分間とのこと。リフトはかなりの急傾斜(33度とか)ですが、ずっと山肌に沿っていて地上高はせいぜい1m足らずですので、仮に落ちても大事には至ることはなさそうです。そうは言っても、しっかりとナナを抱いて乗ります。ただ、(旅行自体が)初めての経験で怖いのか、家内に抱かれたコユキはずっと震えていました。
この日天気は良かったのですが、生憎富士山は雲の中。でも、眼下には伊豆高原が広がり、海岸線の先には大島を始めとする伊豆諸島、そして、ぐるっと天城山系から横浜から東京方面と対岸の房総半島まで、それこそお鉢巡りのアップダウンを一周すると、360度ぐるっと見渡すことが出来ました。この日はそこまでは確認できませんでしたが、天気が良ければ(視界が利けば)スカイツリーまで肉眼で見えるとか・・。
ちょうど昼時だったので、ワンコたちの休憩のために一旦ホテルに戻ることにしました。