カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
今回は翌日も用事があったために、久し振りに東京に一泊。
泊まったホテルは東銀座。家内が一ヶ月以上前に予約したのですが、インバウンドか、直前ではどこも一杯でなかなか泊まるホテルも見つからないとか・・・。そのせいか、何となく(W杯から続いているのか)どこに行っても東京は混んでいます。京都もそうでしたが、東京も昔(数年前)はこんなに人が多かったかなぁ・・・。
朝5時半。ホテルの朝食ブッフェまでにはまだ大分時間もあるので、久し振りの早朝ウォークです。何となく、松本よりも東にあるせいか、同じ時間帯でも東京の方が少し明るいような気がします(・・・?奥さまは懐疑的でしたが)。
川岸には、バーニーズマウンテンやゴールデンレトリバーなどの大型犬を散歩させている方々が。特にバーニーズはスイスの牧羊犬ですから、多分朝夕2回、最低でも1時間は毎回散歩させてあげないといけないでしょうから、飼うのも大変だと思います。しかし、その大変さ以上にカッコイイ!憧れますね、小型犬の飼い主としては。イイなぁ・・・と、羨ましさに溜息交じりで眺めます・・・。
そういえば、この佃大橋は1964年の前回の東京オリンピックでの関連道路だったとか。そして、今回の2020TOKYOでのマラソンコースだったそうで、残念ながら幻のマラソンコースとなってしまいましたが・・・。
暫く歩くと、今度は「月島の渡し」の案内板がありました。こちらは江戸ではなく明治期に渡しがあり、勝どき橋が掛けられるまで続いたのだそうです。
この月島という名の通り、すぐ近くにはもんじゃ焼きで有名な「月島もんじゃストリート」があるのだそうで、今回は機会がありませんが、一度は本場のもんじゃ焼きを食べてみたいものです。
江戸時代から続く佃煮屋さんや幾つもの渡し場の跡に始まり、戦後の復興から経済成長期シンボルとなった勝どき橋と東京タワーなどの近代化の遺産、そして最後に現代のスカイツリーまで。
何だか、歩いている間に時代をタイムスリップしたような、時代をぎゅっと凝縮したような、そんな不思議な感覚を味わった朝の東京の下町散歩でした。