カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
前回紹介させていただいた(第1465話)、我が家のシーズー犬ナナの症状。
小型犬に多いとされる心臓の病気「僧帽弁閉鎖不全症」のため肺に水が溜まる肺水腫になり、一時は薬も飲んでもくれずに食欲も落ち、その結果みるみる痩せて元気も無くなってしまいました。
その頃は本当に一体どうなることかと我々も覚悟を決めたのですが、どうせなら嫌がる薬よりも食べたいものを食べさせてあげようと思い、ドッグフードやおやつもあげて・・・。すると、やはり“食は元気の源”なのか、見違えるように元気になり、その結果また薬も飲んでくれるようになりました。
但し、その薬も、錠剤はハサミで切って(割って)柔らかいササミジャーキーに爪楊枝で穴を開けて埋め込み、粉薬は炙ったササミを粉末状に刻んで塗す様に混ぜています(娘たちからは涙ぐましい努力!と評価されています・・・)。
しかし人間の100万倍と云われる臭覚を持つ犬ですので、それより劣る短頭種と云われるシーズーであっても、完全に無臭であればともかく少しでも薬に匂いがあれば、もしかすると単に今は食欲が優っているだけで既にナナも気付いているのかもしれませんが・・・。
最初は毎週の様に検査(超音波や血液検査)もしたのですが、動物病院から戻ると却ってぐったりしてしまうので、先生にお願いして検査は月一回にしてもらいました。その間、コユキも我が家にやって来たので、お互いの競争意識なのか、二匹での相乗効果もあって一時期に比べれば見違えるように元気になりました。
しかし、トリミングは犬にとってかなりのストレスと疲労なので、それまでの月一回から隔月との指示。そのため目や体を痒がったりして、ペット用のウェットティッシュで毎日拭いてあげるのですが、なかなか改善しません。
すると、どの項目も、先生が驚いた程データが改善しているとのこと。
「いやぁ、こんなこともあるんですね。この状態をずっと維持していければ、肺水腫になるリスクはありませんヨ!」
とのこと。そのため、事前に先生が体調チェックをした上でのという前提条件ですが、月一回のトリミングもOKとのこと。
そこで、早速トリマーさんにお願いしてトリミングをしてもらい、おかげさまで見違えるようにスッキリしました。
しかも病気のせいか乾いてガサガサになっていた鼻先も、以前の元気だった時の様に、またしっとりと湿って来たのにはビックリ。これもコユキ効果じゃないかなぁ・・・。本当に嬉しい限り!です。
これからも相乗効果で、二匹お互いに仲良く刺激しながら元気に生きて行ってもらいたい。病気などではなく、チロルの様に老衰で“虹の橋”渡れるように、それまでは頑張って生きていってもらいたい。
それまでは、ナナもコユキも頑張れ、頑張れ!
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