カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
今回はナナが一緒だったこともあり、出来るだけ一緒に居ようと部屋食中心。従って、那須滞在中に外へ食べに行ったのは殆どランチでした。
さすがに那須は牧場もあるので、栃木牛を売りにしたステーキやハンバーグのレストラン、そしてカフェ、フレンチ、ビストロなどの欧風料理の店委が多く、和食は蕎麦店が殆ど。信州から来てわざわざ蕎麦を食べる気もせず、ランチで行ったのは、いずれも那須街道沿いに在る、初日のカフェ「リビングストン」と途中での「アジアンオールドバザール」、そして最終日の「あ・かうはーど」だけでした。
この内、「リビングストン」は店内も犬連れOK。「かうはーど」はテラス席OKの筈が、当日は雨でテラスは閉鎖。
“日本一ドッグフレンドリーの那須”と雖も、テラス席OKというレストランが多く、残念ながら店内もOKという店はそうは多くはありませんでした。
またテークアウトOKというレストランや総菜屋さんも見つからず、外で食べるか、食材を買って自分で調理するかの選択。
次の「アジアンオールドバザール」は、インドやネパール、東南アジアの民芸品の店と、インドネシア料理と、タイ・ベトナム料理のレストランが集まった民芸村の様な雰囲気。家内がトムヤムクンスープのフォーを、私メはガパオライスと鶏出汁スープのフォーのセットをチョイス。
最近、我が家の定番メニューにもなっているガパオライスですが、以前六本木で偶然入って食べた「クルン・サイアム」のガパオライスの旨さは別格として、ハッキリ言って私メの作る方が遥かに旨い。旨味やナンプラーも足りず、ただ塩辛いだけ。ライスもタイ米ではなく普通の日本米です。
家内のトムヤムクンスープも新宿の「カオサン」の方が遥かに美味しい。また鶏出汁スープは薄過ぎたので、テーブルにあった酢とニョクマム(ヌクマム)で自分で味付けを変えて食べました。シンガポールの本場のアジアンフード(例え格安の現地のホーカーセンターでも)と比べるべくもありませんが、東南アジア“風”ではなく、タイ料理やベトナム料理として“現地料理”を標榜するなら、もう少し味付けを研究すべきではないでしょうか。
印象として、ネパール料理に我々が馴染みが無いのでレストラン経営としては止むを得ないのですが、日本でネパールの方が経営されている“インド料理”店が結構ありますが、純粋なインド料理とは味付けが違う。ましてやネパールにはナンは無い(南インドも米食ですし、北インドでもタンドーリの無い家庭ではチャパティが主食とのこと)。
最後のステーキやハンバーグが売りのレストラン「ダイニング・キッチン あ・かうはーど」。那須最後のランチにと那須街道をICに向かう途中で立ち寄ったのですが、テラス席閉鎖中だったため、止むを得ずナナは車でお留守番。梅雨寒で車内も暑くならないのが救いでした。
那須の牧場が経営しているという“創作ダイニング”というこのレストランの売りは、勿論地元の那須の牧場で育った黒毛和牛。
ステーキは日頃(勿論黒毛和牛に非ず!・・・ですが)「自宅で焼肉!」で食べられるので、我々のチョイスはステーキではなく、もう一つの売りのハンバーグです。私メは、オリジナルソースの「カウハードハンバーグ」。奥さまは「和風おろしハンバーグ」をチョイス。どちらも180gとのこと。これに追加で、私メはミニサラダとご飯のセットにし、奥さまはローストビーフの切り落としが載る「カウハードサラダ」のハーフサイズをご所望。
焼かれた鉄板のグリルに載ってサーブされて来たハンバーグ。各々のソースを自分のテーブルで掛けて食べるのですが、ジュージューと跳ねるので、除けるために用意された白い紙のエプロンを着ていただきます。
カウハードハンバーグには胡椒と黒ゴマが利いたピリッと辛いオリジナルのおろしソースが添えられています。
確かに肉汁が溢れる程にジューシーではあります。付け合わせの野菜も美味しかったのですが、コリコリした触感の炒めたロマネスコは以前「ラ・パーチェ」のパスタで初めて食べた時の方が感動しました。やっぱりここでもサラダが新鮮で美味しい。那須でイチオシであろう栃木牛?のハンバーグは、まぁ、こんなモノではないしょうか、ネ!♪。
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