カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 当初は4月の3日が開花予想だった松本城の桜。その後の寒の戻りで、5日に延び、さらに遅れて6日も開花宣言は出ませんでした。
翌4月7日、恒例の「食蔵バサラ」での例会出席のため、夕刻奥様に送ってもらい、松本城で降りてお堀の桜の様子を見がてら歩いて行きました。

すると、堀端のソメイヨシノの木によってはチラホラと綻んで開いている花もあり、いよいよ松本も桜が開花した模様。公園内の立て看板に、本丸庭園の無料開放とライトアップが4月10日~17日との掲示がされていました。
翌日の新聞報道によれば、7日の開花は昨年よりも一週間遅いのだとか。最低気温の低い日が続きそうですから、今年の松本の桜は例年よりも少し長めに楽しめるかも知れません。
因みに市内の桜の名所としては、松本城に300本。古くからの憩いの場である城山公園はソメイヨシノが500本、そして“白線流し”の薄川の両岸に同じく360本。また弘法山は全山4000本、そして高台のアルプス公園に1300本。郊外に行かずとも、市の中心地だけでも幾つもの桜の名所があり、また標高差もあるので、松本に居ながらにして一週間程の時差で桜を楽しむことができます。
 松本城で桜が開花したこの日。お城からバサラに向かう途中、大名町の大手の市営駐車場だった場所が、松本城公園の市立博物館の移設予定地になったため、すっかり建物が取り壊されて更地になっていました。街中の中心部に珍しい広場の暫しの出現です。
 “花より団子”の例えもありますが、今回の「食蔵バサラ」のコース。珍しくポテサラと牛筋煮込みのお通しという、我々呑兵衛にとっては堪らない居酒屋メニューで開始され、今回も“春”を味わいながら美味しく頂きました。