カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
母の食事の副菜として、時々だし巻き卵を作っています。
最初は家にある小さなフライパンで作っていたのですが、やはり丸いフライパンでは上手く巻けません。そこで近くの100均ショップに行って、卵焼き用の長方形の小さなフライパンを買って来て作って見ると、やはり四角いと卵を巻くのが楽で断然作り易くて、随分重宝しました。
ところが10回程使った頃でしょうか?暫くすると、一応テフロン加工だったのですが、その一部が剥げたのか焦げ付いてしまい、上手く巻けなくなって来ました。それを避けるためには油をたくさん使わないといけません。
ホームセンターに行って見て見ると、ちゃんとしたフライパンは、例えば専門店で見掛ける様な銅製だったりとなると、価格も数千円しています。しかし、家庭ではそこまで本格派である必要はありません。ただ100均ショップのフライパンだと、やはり安かろう悪かろうということなのでしょうか、どうやら耐久性は無い様で“安物買いの銭失い”になりかねません。
先日遠出した折に、家の近く100均ショップとは別の100均ショップの「ダイソー」があったので立ち寄ってみました。
早速試しに作ってみました。溶き卵に「ほんだし」の様な出汁の顆粒粉末を入れて、500Wの電子レンジで40秒間2回加熱し、最後に蓋を押し込み1分待って固まらせます。
出汁入りの溶き卵をフライパンで焼いて“巻く”のではなく、レンジで加熱して“固める”のですが、卵に接する容器に巻き簾(まきす)風の溝が付いているのがミソ。固まった卵を切ると、如何にも簾(すだれ)で巻いた様に見えます。
「おぉ、ナルホド!ちゃんと出汁巻き卵だ。」
使ってみて、なかなかのアイデア商品だと感心しました(仕上がりが水っぽくならずに、卵をしっかり固めるには、指定のワット数や加熱時間、また待ち時間の微調整が必要だと思いましたが)。しかも、これなら油も使わないのでフライパンよりもヘルシーですし、フライパンンの様な劣化の心配も無いのでかなり重宝しそうな気がします。確かに、これはヒット商品になるだろうと納得した次第。