カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
奥さまと話をしていて、方言の違い(同じ県内で山を隔てた“だけ”の松本と諏訪と雖も、盆地毎に異なる方言があります)は別として、最近これまでの60年生きて来た中でのお互いの理解が食い違ったことがありました。
それは“弱”と“強”。例えば「1,000円弱」と「1,000円強」と言った時の意味。
私メの理解は「1,000円弱は千円未満で、960円~999円の範囲」であり、「1,000円強と言う場合は、千円以上で1,001円~1,400円の範囲」をイメージします。
しかし家内の理解は「1,000円弱は千円以上で千円より“少し”多く」、「1,000円強は千円よりずっと多い」。イメージ的には「1,000円弱は1,400円位まで」で「1,000円強は1,500円以上2,000円未満」だというのです。
「えぇーっ、それオカシイってば!」
「あなたの方がオカシイわヨ!」
と、お互い数十年間信じて来たことですので、あくまで自分が正しいと主張します。
そこで、後でネットで検索し調べてみると、結果は私の理解が正しかったことが判明。それを家内に示すと、
「へぇ~、そうだったんだ・・・」
と、目からウロコの様でした。
数学的には弱や強という曖昧な表記は使わないでしょうから、弱や強は国語的な解釈の問題でしょうか。もしかすると、学校で教えるような内容であは無く、日常の生活様式の中で自然に学習していく“言葉”なのかもしれません。謂わばそうした“常識”の一つなのでしょうけれど、普段何気なく普通に使っているのに、細かくチェックすると意外と認識がズレていることも珍しく無いのかもしれません。
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