カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 前回(第1364話)の「モツ煮込み」は、個人的には“家飲み”用の居酒屋メニューとして自画自賛で自己満足だったのですが、一滴も飲まれぬ奥さまには不評。
「もし家で居酒屋メニューを作るんだったら、むしろ牛スジ煮込みの方がコラーゲンたっぷりでイイかも・・・」
との仰せ。
たまたま行ったスーパーで、和牛ではなくオーストラリア牛でしたが、その日牛スジが肉売り場に並んでいたので、
 「ホンジャま、牛スジ煮込みを作ってみますか・・・ネ!?」
と、牛スジを500g程、併せてコンニャクも購入。他の材料として、家に大根がありますので、レシピに沿って茹で卵も入れることにしました。
 ネット検索をして選んだレシピ。
牛スジを水で洗ってから適当な大きさに切り、先ず10分ほど中火で茹でて丁寧にアク(灰汁)を取ります。さらに湯を捨てて、また鍋に水を入れ、青ネギと生姜を入れて、今度は弱火でじっくりと3時間下茹でします。
3時間後、牛スジのみをざるにあけ、鍋を洗剤で洗った上で(レシピには別の鍋でとありましたが)醤油、料理酒、砂糖、味噌をレシピに沿って定量加えて弱火で1時間煮ます。その間、大根を乱切りし、コンニャクは(私は好みで手でちぎり)下茹でして茹で卵も作っておきます。勿論味付けは、味噌を加えずに醤油ベースのレシピもありますが、個人的には味噌を加えた方が何となく良い様に感じました。

 牛スジを調味料を加えて一時間煮た上で、他の材料も投入して更に弱火で大根が柔らかくなるまで一時間程煮込んで漸く完成。食べる時は、刻んだネギとお好みで七味唐辛子を振り掛けて頂きます。

 確かにコラーゲンたっぷりか、じっくりと長時間煮込んだ牛スジはトロトロです。大根もしっかりと味が染みて柔らか。勿論、居酒屋メニューとしてお酒にも合いますが、濃い目の味付けが絶品で、
 「ご飯にも合う!」
 小マメなアク取りや何度も下茹でをしないといけないなど、ずっと鍋に付き添っている訳ではありませんが、下処理が大変ですし、食べるまでには長時間掛かりますので、調理としては結構大変でした。そして何より大変だったのは、アク取りのために台所のシンク(流し台)の排水溝が脂だらけになること。アクをキッチンペーパーに染み込ませるなどして、シンクには流さない方が後々楽なのかもしれないなと感じました。
 残った汁は薄めてうどんなどのつゆにしても良さそうです。コラーゲンたっぷりで女性には良いでしょうしコスパ的にも良いのですが、我が家で作るのはチョットもうご勘弁・・・かな?
家内に拠れば、和牛の牛スジだったら、そんなに何度も下茹でしなくても大丈夫とのことでしたが・・・果たして?

コメント

コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

トラックバック