カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 完全無農薬で栽培している我が家の家庭菜園の夏野菜。今年は概ね順調に育って、“夏の恵”を十分味わうことが出来ました。

 キュウリは大きくならぬ内に人指し指大の“姫キュウリ”状態で収穫し、モロキュウでパリパリした食感を楽しみました。葉に隠れていたために気が付かず、採り忘れて大きく成長してしまったモノは浅漬けや冷やし中華用に使用。
またトマトやミニトマトは真っ赤に色付いてから収穫するので味が濃く、まだピンクの時に収穫するスーパーで売られているトマトとは段違いの美味しさでした。
また昨年は全くダメだったナスですが、今年は収穫出来ました。まだ花が咲いていますので、秋ナスも多少は収穫出来そうです。
ケールも隔日ペースで生サラダに。ただ、さすがにあまりの穴ボコだらけのケールに奥さまから何とかせよ!との厳命があり、その後トンネル状に防虫ネットを被せました。確かに効果てき面で、穴の無い“キレイな”ケールが収穫出来ました。播種をずらしたので、まだ十分収穫出来ています。
 一方、ズッキーニは雄花は咲けども雌花が出て来ずで、今年は収穫出来ず。ブロッコリーも虫に葉を食べられてしまい、こちらもどうやら収穫は難しそうです。
スティックセニュールは順調に生育して収穫し茹でてサラダにしましたが、奥さまの反応はイマイチ。別名スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)と云う通り、スティックセニュールというのはタネのサカタがブロッコリーと中国野菜のカイラン(芥藍)を掛け合わせて作った野菜だそうで、栽培の難しいブロッコリーに比べて素人でも簡単に栽培が出来るのだとか。しかし、ブロッコリーの様な“野菜の味”が無く、これなら確かに奥さまの反応も然りで、ブロッコリーの方がイイとの家内の評価も頷けますし、シンガポールに赴任中、豆芽やカンコン同様に中華料理では定番だったカイランの炒めモノの方が(勿論調理法もありますが)遥かに美味しかった気がしました。ですので、もう栽培はイイかな・・・。
また、オクラも水不足だったのでしょうか、残念ながら今年はイマイチでした。来年はもう少し学習し、栽培を工夫しないといけません。
 一方、驚いたのは園芸店からいただいたサンチュ。二株をマルチに植えてあるのですが、てっきりレタスの様に大きくなったら株毎収穫すれば良いとばかり思っていたのですが、然に非ず。成長した下の葉から順番に採って行くのだそうです。そうすると順番に葉が出て来て成長するので、随分長い間楽しめるのだとか。確かに、「やきまる」クンでの我が家での焼肉の時に収穫するのですがどんどん成長し、二株では多過ぎるくらいでした。普通の家庭なら一株でも十分かもしれません。採らないと黄色く萎れて株が傷んでしまうので、“年寄り”だけの我が家では毎週焼肉とはいきませんので、定期的に収穫してサラダにしたのですが、サラダ用としてはイマイチでした。
 ダイコンや、葉物野菜の春菊や小松菜、そして冬を越させる縮みホウレンソウなど。秋播きの野菜、今年は何を植えようかと只今思案中です。