カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 トレッキングのトレーニングを兼ねて、時々早朝ウォーキングで行くアルプス公園。
城山々系のアルプス公園は我が家の裏山の様な位置になるのですが、10年程前に71haへと倍以上に拡張された以降のアルプス公園へのルートは、我が家からは3本。開園当時からの入り口である蟻ヶ崎台経由の南入口と、拡張後のメインとなっている下岡田(神沢~塩倉)経由の東入口。そしてもう一つは、昔の県種畜場時代のアクセス道路だった旧道経由。距離の長短こそあれ、我が家からは標高差200mで、結構な急勾配が続くため、片道2km程度の恰好なトレーニングコースなのです。

 狭い旧道は車で行っても駐車場も無いため、現在はこの道からの入場が許可されている公園関係車両が使う程度。従って、今では車も人も殆ど通りません。この道沿いに種畜場時代からの桜の古木が植えられていて、その手前は両側にうっそうと茂る林が続き、特に夏のこの時期は“緑のトンネル”状態。
誰もいない、この静かな緑のトンネルの坂道を上って行きます。7時前後の早朝だと、週末はマレットゴルフに興じるご老人の皆さんの玉を打つカーンという乾いた音が時折響いていますが、平日はその音もせず、風と小鳥のさえずりを聞きながらの爽快な緑のコースが続きます。園内を歩き、展望広場からアルプスを一望。人っ子一人いない広大なアルプス公園を“二人占め”。
帰りは、南入口から蟻ヶ崎台を下って帰宅。
 家のすぐ近くにこうした素敵な場所のある有難さ。文化度はともかく、便利な都会暮らしでは味わえない、田舎の里山暮らしの恩恵でしょうか。

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