カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 秋口に栽培用に購入して植えたニンニク。所謂、青森産で有名な「ホワイト六片」で、植え付け用に3株1000円程で販売されていました。スーパーの野菜売り場では、青森産の立派なニンニクが一株200円以上していますので(見た目はともかく、どんな農薬が使われているか分からない中国産は100円足らずですが)、“ちゃんとした”ニンニクが4株以上収穫出来れば元が採れることになります。

 ニンニクは9月頃植えて冬を越し、春になると花が咲いて(咲く前に花芽を取ったのが中華料理でお馴染の食材、所謂ニンニクの芽)、ニンニクとしての収穫されるのは6月頃。春から初夏には夏野菜を植えますので、6月まで栽培するニンニクは夏野菜の植え付けの邪魔にならぬように菜園の端に植えた方が良いでしょう。そのため、菜園に二株、ハーブガーデンに一株を植えました。
“六片”と云っても、実際は8片だったりしますので、菜園に16個とハーブガーデンには8個が植えられました。
ところが、菜園に植えた16個のニンニクは、隅っこで土壌が固過ぎたのか大きく育たず、16個どれもがせいぜい小指大程の大きさで完全に失敗。
一方、ハーブガーデンはナントカ順調に成長し、春先には花芽も採って炒めモノにし、6月には地上茎が枯れ始めて6月末に収穫することが出来ました。そこで、茎を長めに切って残し、風通しの良い軒下に干して十分乾燥させました。
小指大のモノは別として、一応何とか8株収穫し、保存用に7株乾燥。店頭に並ぶ青森産に比べると些か小振りではありますが、完全無農薬栽培で、まぁ何とか投資分は回収出来たでしょうか?ネ!(“大きさも中ぐらいなりオラがニンニク”で些か微妙ではありますが、個人的には「出来た!」と信じたい・・・)。
【注記】
最後の写真は、ネットに入れて軒下に吊るしてあるニンニク。そして、昨年栽培して乾燥させてある赤トウガラシ(鷹の爪)とたくさん頂いたので保存してある玉ネギです。