カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
旅の楽しみの一つは、その土地土地の美味しい名物グルメです。
飛騨は信州と同じ山国故、海の幸は期待出来ません。飛騨古川、高山から下呂まで走って来ると、信州同様に蕎麦の店が目立ちましたが、気付くのはどの蕎麦店でも必ず看板や幟に「飛騨そば」と書かれていること。信州と言えば(他には味噌くらいしか無いので)江戸の昔から蕎麦と定着したからなのか、最近では昔ほど「信州そば」とは余り耳にしない様な気がしますし、大根おろしの搾り汁と味噌で食べる「高遠そば」や“ぼっち盛り”の戸隠そばの様な何か特徴が「飛騨そば」にもあるのでしょうか。いずれにしても信州も飛騨も山国故に、昔は痩せた土地で蕎麦くらいしか育たなかったであろうことは想像に難くありません。
その蕎麦はともかくとして、飛騨と云えばやはり何と言っても「飛騨牛」でしょう。でもグルメサイトを調べてみても、さすがはブランド牛、ステーキなどその値段の高い事。
一日目の夕食。まだ雨が降っていたので、お留守番のナナのご飯を先に済ませ、(私メは飲む前に)温泉に入ってから街中へ出掛けました。
ところがGW明け直後ということもあってか、幾つか候補にしていた店は(定休日だけではなく、臨時休業も含め)全て休業・・・。しかも喫茶店までもがお休みで営業していません。観光地が混んでいないのは良いけれど、大型連休明けと言うのは些か考えモノだったのでしょうか・・・。
「えぇ~っ、どうしよう・・・!?」
止む無く温泉街を「せせらぎの小径」を過ぎて更に歩いて行くと、漸く営業中らしき(少なくとも休業の表示が無い)店を発見!地元のグルメガイドにも載っていた「せん田」という和食店でした。
恐る恐る入店すると、ちゃんと営業しているとのことで、6時前とまだ時間が早かったのかお客さんは誰もいませんでした。そして、最後まで我々以外は出張客か男性二人が来られただけ。お二人も居酒屋を探しあぐねた結果なのか、食事よりも飲みたかったらしく一品メニューを色々頼んだのですが、その日は出来ないモノの方が多かったため、結局最後は我々同様に定食類にしていました。
私はここの名物と言う“ひつまぶし風”の「飛騨牛まぶし丼」(1680円)をオーダー。奥さまは、古川でのお昼をしっかり食べ過ぎたとかで、豆腐サラダと「飛騨そば」から「梅おろしそば」を選択。
飛騨牛のまぶし丼は、名古屋メシの“ひつまぶし”同様に、最初はそのまま食べ、後は薬味を載せて出汁を掛けて茶漬け風にして食べます。味付けは美味しかったのですが、飛騨牛が切り落とし肉か余りに薄くて物足りず・・・。
「しょうが無いよね、値段が値段だもの・・・」
トホホ・・・でありました。
その前に、街中のスーパーマーケットに行って飛騨牛を確認。レストランで食べると高いし、ナナは入れません。だったらホテルの部屋に簡易キッチン設備が付いているので、もし飛騨牛が安く買えれば、この日の夕食は部屋で焼いて食べることにしました。そこで、事前に街中の「飛騨牛販売指定店」スーパーの食肉売り場で結構安く買えることを確認してから昼食へ。
この日は前日休業だった、市役所横の「宴蔵」という和食店です。奥さまは下呂?名物の「トマト丼」定食、私メは同じく気になっていた「鶏ちゃん」定食です。
その後、サシの入った飛騨牛を4パックほど買って、焼肉のタレやステーキ用塩コショウ、そしてサラダ用の野菜とパックライスも併せて購入し、夕食はホテルの部屋で“豪華な”飛騨牛ディナーを楽しみました。どの部位も、本当に柔らかくて、ロースなどはとろける様です。そして脂の甘いこと!さすがは天下のブランド牛でした。