カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 以前もご紹介したヤマモリのタイのグリーンカレー。
以前は、婿殿が東南アジアへ出張する時に、現地で(現地向けに)販売されている味の素のグリーンカレーペースをたくさん買って来てもらっていましたが、幸いにも希望通りに(娘の居る)米国西海岸に赴任してしまったので今では無理。そこで色々買って試した結果、一番現地の味に近いと感じたのが、これ「ヤマモリのタイ式グリーンカレー」。
現地のタイに工場があり、このカレーキットにはしっかりと「こぶみかん(バイ・マックル)」と呼ばれる、タイ料理には欠かせない酸味を出す現地のスパイスがちゃんと同梱されています(ヤマモリは元々は三重県の老舗の醤油醸造会社だそうで、今では色々なレトルト食品も手掛けている由)。
インドカレーも試してみましたが、どうしても北インド料理店の味にはならないですし、無印のレトルトも美味しいのでたまには良いかもしれませんが、一食分のレトルトでは物足りない。やはり自宅で何食分かたくさん調理出来ないと・・・。そこで、自宅で現地風に私メが作れるのは、今のところこのタイ式のグリーンカレーのみ・・・です。
(もし、シンガポールに行けたら、インド人街で、チキン用とかプラウン用のマイルドなカレーを、と自分の辛さの好みと食材を伝えてオーダーすると、その場でスパイスをアレンジしてくれて、本格的な○○マサラが赴任当時は一回分数十円で購入することが出来ましたので、絶対的にお薦めです)

 今年復活した家庭菜園で、唯一の失敗がナス。植えた場所が悪く日当たりが良くなかったためか、花もあまり咲かずに収穫量も少なく、また生っても皮が硬いため、皮を剥いてカレーの具材にする程度しか使い道が無いこともあって、ナスを使うタイのカレーはその意味でも重宝しています。お米は、勿論ベストマッチの(松本でも唯一入手可能な)タイ米であるジャスミン米で頂きます。
 暑い夏に辛いカレー。カレーに限らず、新陳代謝を促す意味でも、また夏バテ気味の時の食欲促進にも効果的です。
そう云えば、シンガポール赴任中に出張者の人たちなどを案内して良く行ったチャンギ近くのイーストトコースト・シーフードセンター。夜でも、蒸し暑い中で、エアコンの無いオープンエア―のレストランで食べるチリクラブ。頭髪の中を滝の様に汗が流れるのですが、食べ終わった後の不思議な爽快感。暑い所こそ辛い料理が向いていると身を以って実感した次第。