カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 3月26日の朝から降り始めた雪。翌朝には松本も3cm程の積雪でした。
東京では桜が開花したというのに、松本は季節外れの雪の華が咲きました。
これで名残の雪になるのでしょうか?・・・。

 その週末、松本中央図書館にCDを返却に行くと、建物脇のロトウザクラ(魯桃桜)が咲いていました。一番最初に咲く桜として信州で親しまれています。日露戦争でシベリア近くの満州から軍人が持ち帰ったとかいう謂れもあり、長野県立図書館から接ぎ木や株分けで県内の図書館等に広まったとされています(第1075話参照)。いずれにしても、信州に桜の季節を告げてくれる早咲きの桜です。因みに、個人的に春の訪れを感じさせてくれる花は、オオイヌノフグリ。野良仕事の中で、遠目に緑色の中に瑠璃色の絨毯を見つけた時でしょうか。多分、そう感じているお百姓さんは多いと思います。
 三寒四温とは良く言ったモノ。弥生三月から暦が変った4月1日。薄らではありましたが、いきなりの雪化粧。
「おいおい、エイプリルフールかよぉ!?」
とでも言いたくなります。
幸い新しい年度の開始は、1日が土曜日だったので、学校も会社も新年度のスタートは実質月曜日の3日でしょうか。思えば、私の入社式も1日が日曜日だったため4月の2日だったのですが、朝起きたら結構な積雪で、雪の中を出社した記憶があります。県外出身の同期の連中は、驚くやら呆れるやら・・・。真っ白な、まっさらな気持ちで新しい年をスタート!と思えば良いのでしょうか。
 学校の入学式もそれぞれ行われているようです。ランドセルの方が大きそうなピカピカの一年生も、やがていつか馴染んでいくのでしょう。気分も新たにミンナ頑張れ!