カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
ここで、37年間の会社勤めを終え、無事定年退職を迎えることが出来ました。今まで、お世話になり、尊敬する諸先輩方をお送りしてきましたが、いざ自分の番になると、果たしてどうだったのか?些か心許ない感も禁じ得ませんが、ま、こればかりは自分自身では御し難いことではあります。
ただ、生来のへそ曲がりゆえ、披露宴の挨拶の様なお言葉はありがたく頂戴した上で、多少の反省をするべきなのでありましょう。
最後の日、全部を挨拶回りすることは出来ませんでしたが、お世話になった皆さんへの挨拶と共に、最後退場に際し、これまで務めさせていただいた事業所の建物にもお礼の挨拶をさせていただいて、自身への心の区切りをつけました。
そして、この日ばかりはしっかりと帰宅し、支えてくれた家内は勿論、離れている娘たちと婿殿からも暖かなメッセージを受け取りました。
ある意味、不器用な第一の人生だったかもしれませんが、自分らしくはあったでしょうし、それをきちんと見てくれていた家族からの心のこもった言葉こそが何よりの褒美だったと思います。
さて、感傷に浸る間もなく、新しい上司の方(奥さま)からは既に幾つか作業指示が来ております。それにしても、猛暑の中でエアコンの効かぬ家や戸外での連日の作業がこれほど大変だったとは・・・。会社勤めのありがたさを実感しております。