カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
3月9日と翌10日も雪。弥生三月とはいえ、信州ならこの時期の降雪はおかしくありませんが、前日8日の松本は最高気温22.5℃だったそうですから、春の陽気から一転して冬に逆戻り。
10日の朝、三才山トンネルへの峠道は見事な雪化粧で、裸だった木々が白い雪の花を纏っていました。ここ暫くは、最低気温が氷点下という日が続きそうです。
一方で桜の開花予想がまた少し早まっているようですが、“三寒四温”或いは「暑さ寒さも彼岸まで」・・・。それでも季節は、半歩戻りつまた一歩と、少しずつ春に向かって行きます。
「ねぇ、スノトレ出して!」
「もうキレイに拭いて仕舞っちゃったから、ダメ!!」
家の中では、冬はとう(疾う)に終わって、すっかり春を迎えているようです。
一方、リビングでは未だ薪ストーブの残り火で時々焼き芋が焼かれています。
(夜は先に寝るので分りませんが、朝は先に起きるとストーブの中にアルミで包まれた芋が数本転がっています。どうやら世の女性にとっては“至福の時”らしく、ホクホクの焼き芋を食べながら・・・)
「あぁ、もう焼き芋の季節も終わりかなぁ・・・」
「・・・」
人間の季節感も、行きつ戻りつするのでしょうか・・・?
そして、世の中“ホワイトデー”の3月14日。この日は朝からまたしても雪。冬に逆戻りで、まさにホワイトデーでした。湿った雪が終日降り続きました。幸い市中の路面には積雪はありませんでしたが、峠道はシャーベット状態で、途中スリップ事故も発生していました。これでこの冬の名残雪になるのでしょうか。桜が咲いてから降った年もありますが、雪はもうイイですね。
今度の日曜日は春分の日。春のお彼岸を迎えます。
(写真は前半が、10日の三才山峠の松本側。後半は14日の上田側。どちらも朝余裕を持って早めに家を出たので、停車帯に車を停めての撮影です)
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