カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
人間ドックの翌日。幸い発熱が無くほぼ平熱に近かったので、当初の予定通り上京することにしました。前日、先生に恐る恐るお聞きしたところ、通勤で1時間車を運転するよりも、乗っているだけの方がまだマシとの御託宣。但し、発熱したらダメという条件付きでした。
私の発熱騒ぎで、前日行くのを諦めた奥さまを早朝の高速バスに送り、私メは荷物を持って戸締りをして、ナナをペットホテルに預けてから出発。母はショートステイが取れず、妹が面倒をみてくれることになりました(オカタジケ!)。念のため体温計を持参。朝起きてから定期的に測りましたが、発熱は無し。
新宿で、別件を済ませた奥さまと合流。ランチにインドカレーか久し振りにルミネ地下のトムヤムクンヌードルを所望しましたが、刺激物はまだ体に良くないからと言う奥さまの仰せに、止む無く同じルミネ地下の隣にある出汁茶漬けの店(「えん」)の鯛茶漬けでアッサリと遅めの昼食を済ませました。
奥さまは、「せっかくだから、バーゲンセールを見たい」と言うので、(発熱の無いことを確認した上で)私メは独り上野へ行くことに。
単純に武力だけではなく、初めて官吏による中央集権体制を確立し、度量衡と貨幣の統一をした始皇帝。政治の面でも卓越していました。しかし一方で、焚書坑儒に代表される強権による弾圧や、生前に建設を始めた始皇帝陵の大規模工事で国力が衰え、領民の不満も高まり、始皇帝の死後、秦は僅か15年という短い歴史を閉じますが、その基礎が次の漢に引き継がれ、二千年後の清まで続く中国統一王朝に繫がって行きます。
お陰さまで、何とか(体調にはともかく)目の保養をすることが出来ました。
この日は発熱も無く、興味のあった「兵馬俑展」も見学出来たので、奥様と新宿で再合流して、その日の夕食は(病み上がりで些か疲れたこともありますが)、デパ地下でお弁当を買って帰ることにしました。
「えっ、珍しい!お弁当で本当にイイの?」
と家内は訝し気(きっと、体調不良を疑われたでしょうね)
奥さまが娘の所から帰って来る時は、良く新宿駅の成城石井でお弁当や生春巻きなどのお総菜を買って来ますが、この日は小田急の地階の食品売り場へ。さすが東京の“デパ地下”には、普段でしたら目移りするほどに、今半のすき焼き弁当とか、なだ万や美濃吉の会席弁当とか選り取り見取りですが、洋風や中華風弁当を含め、コッテリ系にはこの日食指が動かず、結局選んだのはアサリご飯の深川飯(深川太郎)のお弁当。私メが穴子弁当で奥さまは珍しく鰻弁当。しかも、カウンターの店員の方から、
「もし、今晩9時までに食べられるようでしたら、値引き商品がございますので、そちらにされては如何でしょうか?」とのこと。
「深川めし穴子弁当」が通常の税込1296円から200円引き、「深川めし鰻弁当」は同1782円から300円引きとのこと。器一杯に詰めた深川飯の上に煮穴子3枚が敷き詰められていますし、鰻も一切れですが大きめの蒲焼がデンと載せられていて、それぞれ厚焼き卵も添えられていますので、元値でも決して高くは無いと思います(産地不明ながら)。
まだ6時前で、ホテルに戻ってすぐ食べるつもりでしたので、お薦めに従いそちらを購入させていただきました(ラッキー♪)。
ホテルへ向かう途中のコンビニでビールと「体調管理のための」“百薬の長”の小瓶、奥さま用のカップコーヒーを購入しホテルへ。
ホテルの電子レンジで温めて食べた「深川太郎」の深川飯。
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想像以上でしたし、ホテルの部屋でゆったりとくつろいで食べられ、今回はデパ地下で大正解だったかもしれません。翌日をふまえ早めに就寝しました。